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14→5、3、1、7 5→14、3、1 14→5、3、1、7 14−5、3− 5、3、1、7、13、12 (9点) モンストールの勝ち方が焦点。それぐらい抜けた能力を兼ね備えている。今年の新潟2歳Sはケタ違いのレベルだった。1、2着馬が上がり32秒台で時計は1分33秒台。3着以下をぶっち切ったが、4着ダローネガはデイリー杯2着、12着メイショウハガクレはデイリー杯4着。13着ニコールバローズはファンタジーS5着。7着トウケイヘイロー、17着プレノタートがその後2勝目など、レベルの高さははっきりと表れている。追えば追うほど伸びたデビュー戦から、前走はさらに進化を遂げた。前日の未勝利より5ハロン通過で0秒9も遅いラップながらレースレコードタイ決着。上がりレースラップに10秒6が含まれた極限の瞬発力勝負を制すれば、この程度の相手に負ける姿はまったく浮かばない。千六以下なら間違いなくGT級。 ゲンテンは地力、適性、成長力を重視した。前々走と前走は5ハロン通過で4秒近くの短縮。それでも残り50で並ばれた際に二の足を使って抵抗した姿が現時点の高い完成度を示している。押し出されてハナに立った前走から一変して強気に行けるかどうか。絶好枠を引いて控える競馬を選択すれば、賞金加算が遠のく。 サドンストームは左回りで化学反応を期待したい。前走はマクり気味に動いて直線入口で射程圏だったが、追い出すと内にササってまともに追えない悪癖を露呈。時計、上がりともに前々走を下回れば、一過性のポカとして処理できるだろう。3走前は翌日の函館2歳Sの3着に相当する時計。千二並みのラップで4角後ろを振り返る余裕があったデビュー戦も超ハイレベル。ラチに頼れる好枠を引いたツキを活かす。 ナイスヘイローはまともな騎手が乗れば前走ぐらい走れるということ。降着となった前々走は極度に内にヨレて他馬に迷惑をかけたが、終わってみれば0秒1差。前走は2着ファインチョイスと同じようなマクり競馬で上位2頭とがっぷり四つならば、北海道組のレベルの高さを信頼。 ダイワインスパイアは直線で内へ外へヨレたデビュー戦からいきなり重賞にぶつければポカを覚悟しなければならない。ムチを嫌がる仕草で幼い気性は発展途上。追い比べでラチに頼りたいだけに外枠から強引な逃げが求められる。 レオアクティブの評価には迷いが出てきた。5戦中4戦で最速上がりの切れ味の持ち主でも、3走前が先週重賞で見せ場もなかったエイシンキンチェムと同タイム2着、前走は5頭が最速上がりになるという直線競馬で惜敗に限界の近さの表れか。
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