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阪神裏読み

関東
3R7R8R9R
11R12R

関西
1R3R
5R9R10R11R

 

阪神11R3連単フォーメーション12、3→12、3、1、16→

12、3、1、16、13 (18点)

見た目の走りに鋭さは感じないが、トリップは父似の重厚感に圧倒される。見直せば改めて凄さが伝わる数字。デビュー戦はムチ2発で直線半ば、楽々突き抜けて最後流して圧勝。試金石だった前走でも追い比べから時計以上の強さで振り切っている。スピード、パワーに自在に捌けるレースセンスが加わった高い完成度。はっきり器の違いを見せつければ、2歳時にクラシック意識も当然の流れだろう。絶対スピードより、最後はパワー勝負になりやすい例年の傾向が決定打。

グランデッツァは勝ち負け可能な実績を残してきたが、キャリア3戦すべて千八に一抹の不安がある。どこかで距離の限界を感じさせる厚みある体型は、ひとまず距離の壁に当たっても何の驚きもない。これまで5ハロン通過で61秒より遅い流れだけの経験。底力を問われるサバイバルになると不発になる可能性は否めない。この中間のアクシデントも割り引き材料。

ゴールドシップの前走は位置取りが悪すぎた。スローで直線だけの競馬を完全に脚を余した0秒1差。もっと積極的に乗ればというより、なぜ乗れなかったかという印象が強かった。慢性的なスタート下手で今後も鞍上がじっくり乗りすぎることが懸念材料。ここも強力な逃げ馬不在で3角前からペースアップ。阪神コースと距離延長でどこまで乗り方を修正してくるかがカギとなる。先を見据えれば前走と同じような乗り方は禁じ手。中団内々の位置取りがベストポジションになる。

サンライズマヌーは良馬場でどこまで弾けるが楽しみになった。前走は道悪ながらレース上がりラップが最後の2つで11秒台。大人びた馬体と価値のある正攻法から最速上がりで差し切り勝ちを加味すれば、すでに重賞通用の感触は当然か。いずれにしてもキャリア不足でポカを覚悟の狙い。

アダムスピークエタンダールエネアドディープ産駒らしいスローの瞬発力勝負に強さだが、相手が上がると二千に距離の壁を感じさせるイメージはいぜん払しょくされてない。ペースが上がると一気に鋭さダウンが去年からの傾向で、内々で脚をためられるアダムスエタンだけがわずかな可能性を秘める。