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京都裏読み
関東
8R9R10R11R12R
関西
9R10R
11R12R

京都11R馬複BOX4、8、14、1

3連単フォーメーション4、8、14→4、8、14、1→

4、8、14、1 (18点)

3連複BOX4、8、14、1

目移りするメンバーだが、走るたびにレースぶりが安定しているディアマイベイビー中心。デビュー戦は内枠がアダ、前々走はスタート後に無理やり押さえて引っ掛かる下手乗り。それでも0秒3、同タイムが底力ということ。ひと息入れた前走は馬体を戻して抜群のスタートから3着馬に5馬身差をつけて完封ならひと皮むけた可能性。前走でもギリギリ折り合うような行きっぷりの良さで、現時点では千六よりレースがしやすくなるのは確実だろう。ハナにこだわりはないが、行く馬がいなければ自ら主導権を握れるという自在に捌けるレースセンスは頼もしい。前走は同日の古馬500万並みの勝ち時計。

見た目以上に大人びていたのがノボリディアーナだ。さすが母はフジキセキの全妹という超良血馬。3角で前が狭くなってブレーキをかける致命的な不利。普通の馬ならここで終了だが、それでも動じず終わってみれば最速上がりで横綱相撲に凄さが伝わってくる。ケタ違いの末脚で一気差しを決めれば一流馬の雰囲気は十分。瞬発力勝負なら負けない。

ストークアンドレイは函館2歳Sのレースレベルが微妙で強気になれない。2着コスモシルバードがその後スランプ入り、3着ティーハーフは自己条件でも勝てない。5着アットウィルだけが奮闘中では取捨に迷いが出るのも当然。いかにもパワータイプというレースぶりだった前々走から一変した前走は見事な転化だが、鞍上の好騎乗もあった事実は見逃せない。前走は4角前に内から外へスムーズに捌けたのが勝因。さらなる距離延長、メンバー強化、休み明けのステップで結果を残せるかどうか。

プリンセスジャックより同じ2連勝のタガノミーチャンが魅力。直線半ばで横一列になるような追い比べを制したプリンセスに対して、直線の坂で並ばれてもうひと伸びしたタガノは数字も内容も上回っている。器用に立ち回って跳びの大きい大型馬は理想的な外コースでもう一段階の成長の計算。

加速する上がりレースラップで4角ブン回しの荒業から差し切ったローブティサージュの秘めた能力は相当高い。前半完全に引っ掛かる折り合い難で危なげない勝利。距離短縮はむしろ歓迎のスピード型で、数字よりも勝ちっぷりを重視する。はまれば強烈なウォーエンブレム産駒。

エーシンセノーテは前走を教訓にスタートに集中するだけ。ハイペースを早仕掛けの前走は見事なまでのペース音痴ぶり。ハナが切れなかったことだけが敗因ではないが、それでも完成度の低い2歳時は逃げた方が安定感のあることは間違いない。スタートセンスの良さは血統譲り。

8~13着馬が自己条件で勝てないのが新潟2歳Sの実情。好位差しのサウンドリアーナも着差以上の完敗となった前走で評価の訂正が必要になってきた。前週の古馬500万より劣る勝ち時計など数字的にも如実に低調さがうかがれば、ひとまずワイド要員としての扱いが妥当か。