4→18、15、17、1、13、11、3 (120点)
18-4、15、17、1、13、11、3、7
阪神にコース替わりすればオリービンは無敵になる。とにかく他のコースとは別馬のように変身してきた過去の実績。アーリントンC2着が含まれる阪神(3300)。古馬初対戦、休み明けなど数々の試練を乗り越えた3走前で適性の高さを確信している。掛かり気味の折り合いになったのは外に壁を作れぬ外枠を引いたためと納得。良績のないコースと距離で0秒2、0秒3差の前2走が、GⅡなら展開ひとつで勝ち負けレベルまで完成されている証。逃げ馬揃いのメンバーで少なくてもこれまで以上にレースがしやすくなる。
マルセリーナはツキがなかった前2走を度外視したい。前々走は流れず、明らかな展開負け。前走は直線伸びかけたところで前の馬が急に前を横切ってレースをあきらめた。それでも前々走の上がり32秒台、前走の最速上がりがGⅠ馬の意地。東京、京都より走る阪神で一流の爆発力と勝負強さの復活を待ちたい。
レオアクティブはどんな流れでも徹底待機に構えている。逃げ馬揃いの前走は思わぬスロー。不振の逃げ馬が0秒3差まで踏ん張れる流れではどうにも策がなかった。3角過ぎの下り坂もこの馬には合わなかった可能性が否めない。とにかく展開がすべて。ベストの距離に戻してリズムを取り戻す。
アドマイヤセプターは開催前半の1000万より遅い時計となったスワンSをある程度割り引くと、やはり重賞のキャリア不足に不安を感じる。前走はゴール直後に交わした最速上がりの末脚だが、ムチによってヨレたことが致命傷になったことで改めて完成手前という未熟さを痛感させている。瞬発力勝負に強いスピード型で軽い馬場向きか。真価を問うレースになる。
ファイナルフォームの前走は3角過ぎまで引っ掛かったことがすべての敗因と断言できる。リズムを崩して不発に終わっただけで、強さとモロさを抱える3歳馬は些細なきっかけで生まれ変われる。未経験の距離でもイメージ的にしっくりくる。
サンカルロは徹底して直線内狙いを続けているのに好感が持てる。以前はいい脚が一瞬だけの追い込み馬を決まって4角ブン回しの荒業で見せ場だけに終わっていたが、休み明け4戦は直線内にこだわり続けてGⅠスプリンターズSで最速上がり。前々走はメンバーNo4の上がり時計、前走は微妙に距離長い千六で0秒5差に好調さが表れている。外枠でも今までどおり貫けるかどうか。
シルポートの前走は同型馬が控えてまさかのスローの単騎逃げ。持ち時計からも踏ん張って当然の流れなら2戦連続の好走がイメージしにくい。クラレントはどうやらいい脚が一瞬。前々走は早め先頭でギリギリ粘り込み。前走は手ごたえ十分でも結局3着馬に差し返される失態ならば、距離短縮がいい転機になる。乗り替わって以前より折り合いスムーズ。 |