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中山裏読み
関東
8R9R10R11R12R
関西
8R9R10R11R12R
WIN5

中山11R3連単2軸マルチ6、1→11、2、9、10、12 (30点)

6、11→2、9、10 (18点)

3連複フォーメーション1-11、2、9-

11、2、9、6、10、12、5、8 (18点)

6歳にして進化し続けたタッチミーノットが年明けから全開になる。どこか遠回りしたような晩成型。デビュー1番人気の期待馬が未勝利時間切れで地方行き。地方4連勝で出戻り後はいきなり結果の出なかった芝を快勝して軌道に乗った。そこから計4勝を積み上げて初の重賞挑戦がGⅡの大阪杯。極限のレコード決着の中でヒルノダムールダークシャドウエイシンフラッシュのGⅠ級に0秒2差の接戦で地力を証明した。これまでGⅢ6、2、4、12、2着。GⅡ6、7、3着。負けても0秒9差以内の安定感なら、結果を残している二千で崩れるイメージはまったく浮かばない。最近は休み明けに良績集中で、ますます自信が増してくる。

タガノエルシコはやはりまとな乗り役なら走ることが前走で証明された。3走前は完全に引っ掛かり、直線半ばからなぜかムチを使わず0秒3差。前々走はスローを後方待機の展開負け。直線でスムーズに馬群を捌いた前走の0秒1差が能力基準となれば、年齢無視でまだまだ注目できる。

コスモオオゾラは早くも正念場か。どうにも3角過ぎで故障のように失速していった前々走の後遺症が残っていたという前走の内容があまりにも悪すぎる。ゴールドシップを基準にすれば、手薄なGⅢでは主役として扱える4歳馬が完全に勢いを失っているのが現状。ここで見せ場なしなら重度のスランプが確定する。いずれにしても本来は組みやすい相手。

ダイワマッジョーレは安定している成績でも、3走前はじっくり乗りすぎて届かず、前々走は坂を上がってから逆手前になる若さ。前走は先頭立つまで速かったが、そこから伸びあぐねた内容に、いい脚が一瞬で終わるタイプの可能性が強まってきた。レースレベルが上がれば上がるほど微妙な立場。直線短くなる中山コース替わりだけが頼り。

同じようにジャスタウェイも半信半疑だが、徹底したマイル路線から未知なる距離、それも天皇賞0秒5差なら二千でメドは立てたということ。古馬に初挑戦の前々走で最速上がり。早熟マイラーの評価を一変させて走るたびに驚かせる4歳馬はもう1段階の成長があっていい。馬体から受けるイメージ以上に走る。

2年以上のブランクがあったことを考えさせないほどレースに馴染んでいるテイエムアンコールは、もとより叩き良化型で、さらに距離的にも条件好転。アドマイヤタイシは瞬発力勝負に課題を残す。好位で脚をためた前走は勝ちパターンながら、最後の上がりレースラップ12秒7でも踏ん張れなかったことが象徴的。ある程度のスタミナが求められる流れを待つだけ。