15、7→2、5、1、14、12 (30点)
15、2→5、1、14 (18点)
15-7、2、5-
7、2、5、1、14、12、13 (15点)
同じ鞍上にこだわりすぎてプチスランプ状態のサドンストームはすでに悪癖が固まって手遅れムードだが、それでも魅力の乗り替わりということは間違いない。デビュー当初、先行~差しの好走パターンを最近は必要以上に折り合い重視の消極策。鞍上の悪いリズムが馬に伝わって今やスタートさえも決められなくなっている。前々走は予想外となるスローの前残りで0秒5差、前走も後方で掛かって4角ブン回す工夫のない乗り方で0秒6差なら、乗り方ひとつで変身できる計算は成り立つだろう。前走で久しぶりに出た直線のササリ癖だが、名手や道悪など魅力の条件が揃えば割り引く必要はない。
既存勢力が衰え、不振などで不甲斐ない競馬の続くスプリント路線なら、条件上がりの馬で十分に太刀打ちできるのが現状。リフレッシュがいいきっかけとなって見違えるほど逞しくなったブラボースキーの勢いを重視したい。デビュー当初はマイル路線に固執したが、どうやら短距離ベストのスプリンターとして評価が固まってきた。全5勝中4勝が千四。初の千二が初のオープン相手という試練のあった前走で、いきなり収穫ありの0秒6差なら自信から確信へと変わっていく。先行~差しまで自在に捌いて千四では負けて0秒4差。得意の京都コース替わりで距離2度目なら、前走以上のパフォーマンスが確実に計算できる。前残り連発の馬場状態も味方する。
シュプリームギフトはようやくオープンの流れに適応してきた。1600万勝ちがなく、オープン特別を勝ってオープン入りしたエリートでも、さすがに前3走は着差以上の完敗続き。3走前は切れ不足、前々走は10秒台が含まれる上がりレースラップの戸惑いで勝ちバターンの位置取りから競り負け。前走はスローの前残りをいつも以上に控えたことが裏目に出た乗り方ミス。それでも0秒1差まで迫ったことで確かな成長を感じさせた。絶対的に直線はラチ沿い有利の前残り馬場。ある程度の雨が降ってもこの傾向が変わらなければ、スタートを決めた時点で上位が確定する。
絞れないエーシンホワイティはダイエット前提、鞍上がコンスタントにうまく乗れないシゲルスダチは乗り替わり待ち、崩れないがもうワンパンチほしいボストンエンペラー、メイショウデイムなど揃えば、ひと息入れてリフレッシュ効果を問えるファインチョイスが面白い。4歳牝馬の世代レベルの高さは周知のとおり。 |