3、13→8、5、1、9、4 (30点)
3、8→5、1、9 (18点)
3-5、1、9-
13、8、5、1、9、4、11、14 (18点)
ドリームバレンチノが重賞2勝目にリーチがかかった。前走は見事な騎乗が好走要因のすべてだが、それでも狭いところを割って抜け出す瞬発力に遅咲きの本格化が表れている。前走のGⅠで自己ベスト更新の成長力。これまで掲示板を外したのが1度だけの(6335)。絶対的な自信のある千二ではとにかく崩れない。掲示板外しが1度だけの京都芝(2124)では納得の58キロ。スプリンターズSでロードカナロアを苦しめたスピードを素直に信頼する。
サドンストームの前走は名手でも勝てなかったが、差し馬に不利な馬場と流れだったことを考慮しなければならない。技量の高い鞍上では追い出してからこの馬独特のササリ癖も最小限。千二芝(3015)は1度の掲示板外しで、負けても0秒6差以内の安定感ある生粋のスプリンターであることは間違いない。4走前の見事な差し切り勝ちがこの馬の本質ならば、良馬場で改めて見直しが必要になってくる。
古馬相手の重賞初挑戦でもアイラブリリは勝ち負け可能な下地を築いてきた。控える競馬でも結果を残してきたが、完全燃焼する勝ちパターンはとにかくハナを切ること。直線半ばでセーフティリードで快勝した5走前が象徴的で、ロケットスタートから着差以上に楽に振り切った前々走など、ハナを切ると別馬のような強さを発揮している。あえて行かせてギリギリ粘った前走は休み明けもあって試走ムード。自らのスタイルにこだわれば、1分7秒前半を連発してきたスピードが黙ってない。
エーシンホワイティの前走は久しぶりの最速上がりで復活の手ごたえ。年齢的なズブさやますます悪化のスタートで以前よりムラっ気が強まっていただけに、直線スムーズに捌けず0秒3差まで迫ったことは評価していい。本来良馬場で完全燃焼タイプ。
マジンプロスパーは時計勝負になると分の悪さが否めない。パワーが求められた馬場で重賞2勝。阪急杯は千四1分22秒0、CBC賞は千二1分8秒7からもセントウルS、スプリンターズS、阪神Cの3戦連続惨敗が納得できる。叩き2戦目、京都替わり、距離短縮も決定的な強調材料にならないか。
ダッシャーゴーゴーはテッポーOKの仕上がり早でも、休み明け初戦の59キロで狙いづらくなった。すでに1年前から勝ち星に遠ざかり、この馬でGⅠ2度の降着となったコンビ復活では人気なって妙味がない。年齢的にもボロが出始める時期で、いずれにしても終始外々を回らなければならない最悪な枠順を引いてワイドが限界ラインになった。
スギノエンデバーの前走は息の長い末脚から一気に突き抜けたが、ゴール直前で差し返されて同着になる失態。小倉だけに良績集中の小回り巧者に勝ち鞍のない京都コースで策がなくなった。 |