HOME最新開催当日予想過去開催予想収支インフォメーション概要以前のくじら矢独りごと(休止)

東京裏読み
関東
9R10R
11R12R
関西
9R10R
11R12R
WIN5

東京11R3連単フォーメーション9→5、8、3、12、11→

5、8、3、12、11 (20点)

5、8、3→9→

5、8、3、12、11 (12点)

3連複フォーメーション9-5、8、3-

5、8、3、12、11、7、1、2 (18点)

これまですべて掲示板の(2112)のテッポー実績がドナウブルーの休み明けの強さを示している。小柄な牝馬らしく、初戦こそ完全燃焼できる一戦必勝型。京都以外は微妙なコース適性だったが、ヴィクトリアM2着で隠れていた左回り適性の高さを示している。差し馬のイメージを一新させて上がりレースラップ全11秒台を前々で凌ぐという変わり身。わずか1戦の経験が大きな財産となってすべての歯車が好転し始めた。続く安田記念11着でも着差は0秒8差。牡馬と牝馬の壁を考慮すれば、着順ほど悪くない内容だったことは数字が物語っている。3走前の関屋記念では再び前々で捌いてレコード勝ち。微妙な1ハロン延長となった前々走は納得の0秒2差で、牡馬相手のGⅠで0秒1差となった前走が地力強化の象徴的なレースだろう。すでに牝馬というモロさはない。デビュー以来、最高体重となった3走前より馬体増でどう出るか。

古馬相手のキャリアはまだ3戦だけ。クラレントはこれから登り詰める4歳馬だ。生粋のマイラーで、とにかく距離は千六以下に良績集中。これまで千六以下は負けても0秒7差。朝日杯の0秒7差、NHKマイルの0秒6差を除けば、古馬相手にも0秒3差以内という絶対的な自信の距離になっている。直線の長さがアダになった前々走こそが瞬発力の限界ならば、積極策から粘り込みがこの馬の勝ちパターンか。いずれにしても好枠を引いて変わる余地。

ブライトラインは前走でスランプ脱出を確信した。ゴール直前に前の馬がヨレて少しロスのあった前々走の0秒4差では半信半疑だったが、外差しが利かぬ馬場で前走の0秒4差は価値がある。以前は掛かり気味の折り合いで好走連発の癖馬。外枠の呪縛から逃れられて、内々で折り合える今回こそが狙いごろだろう。失うものは何もない立場で、直線は前が壁になる覚悟で徹底的にラチ沿いにこだわりたい。

マウントシャスタの前走は牝馬に競り負けたことを重要視。勝ったハナズゴールは次走重賞勝ちを決めたとはいえ、どのみち牡馬のGⅢにも届かないのが牝馬の重賞レベル。同日の2歳500万より5ハロン通過が遅いラップで終始ムチによってササっていたことなどを考慮すれば、まだまだ経験不足。時計勝負にも上がり勝負にも確たる裏付けがない。

リアルインパクトは1度勢いを失ったディープ産駒の復活の難しさ。一瞬にして頂点に立っても枯れるのが早いという象徴的な馬になっている。確かに前2走で復活の手ごたえをつかんだが、再びひと息入って再スタートでは手探り感が否めない。完全に吹っ切れるまで時間がほしい。

ダイワマッジョーレは1分33秒台の決着で上がり33秒台の脚が使えるかどうかは微妙となった。たとえ1分34秒台の決着になったとしても、上がりは32秒台。時計勝負も極限の瞬発力勝負にもひとまず壁を示している現状は、経験レベルが正当な評価だろう。自在性だけが頼り。

逃げ切れるラップを刻みながら残り100で力尽きたレッドスパーダは、1年以上のブランクが致命的。ためても以前の切れ味がなくなったスマイルジャックは年齢的な衰え。行くしかないヤマニンウイスカーは外枠でもハナにこだわるかどうか。控えた時点でレース終了。キングストリートは前々走の最速上がりで古豪健在を示せば、翌日のシンザン記念より5ハロン通過が遅かった前走は単なる展開負けと納得できる。トライアンフマーチの前走は道中、完全に引っ掛かっても瞬発力勝負で耐えたことは大きな財産になる。大穴候補にスマートシルエット。全6勝中4勝が左回りというレフティーは、二千でも気持ち長めの千八スペシャリスト。仕上がり早のテッポー実績ならば、前走を度外視して減点のないステップと理想的な条件で見直せる。