8→16、14、6、12、1、2
8-16、14、6、12、1、2
マルカフリートの前走は残り1ハロンで大金星がみえた手ごたえの良さ。包まれて仕掛けが遅れたことが奏功したとしても、残り100まで千六のGⅠで踏ん張れば十分すぎる収穫だろう。千二~千四ベストのスピード型は走り慣れた阪神も含めて絶好の条件が揃った。課題は使い減りだけか。休み明け(3102)、叩き2戦目(3001)が示すように絶大なる信頼を置ける実績でも、叩き3戦目になるとガクッと経験数も質も落ちる(1002)。
千四のスペシャリスト、トウショウカズンは外枠を引けばリベンジできる。切れるタイプではなく、ジリ脚の先行馬にとって直線で狭いところから抜け出すまでに時間かかったことが致命的なロスになった。最近のJRA千四ではいずれも瞬発力型に差されているが、マルカフリートは別格としても、最速上がり連発の末脚自慢がスランプ気味のマルカベンチャー程度ならレースはしやすくなる。
タイセイシュバリエの前走は8キロ減の馬体というより、スタートミスがすべてだろう。速い流れに戸惑いもあって置かれ気味の行きっぷりでは納得の0秒3差。もとよりレベルの高い世代重賞で2、3着。些細なきっかけで軌道修正は可能だ。休み明けのアルゴリズムは仕上がり注目。常に自身の時計で走って完全燃焼を続けているナガラオリオンは、前走の着差以上の負けが休み明けか、実力か。ここで真価を問いたい。 |