８⇒２、４、３、１、11、９、７、12　(168点)

上がり馬より現級上位常連馬。さすがにエーシンハクリューの勢いは止まりそう。1000万をわずか１戦だけで通過。未来のオープン馬に異論はないが、キャリアの少なさがここではアダとなる。逃げ差し自在に立ち回って自身の時計できっちり走る完全燃焼型として成長した反面、もうワンパンチのスピードとパワーが足りない。現実にこのメンバーで最速の持ち時計がなく、最速上がりも２度だけの経験。二千四もキャリア２戦目以来とはいえ、大差のしんがり負けという黒歴史もある。アドマイヤスピカは昨秋以来、体調万全とみていい。とにかく以前とイメージが変わってきた。セントライト記念３着、菊花賞７着から時間のかかりすぎた遅い出世だが、それ以上に意外だったのが京都(００２１１３)と阪神(４２０１１１)の落差。それでも４走前の最速上がりは32秒台。前走は直線でうまく捌けず、大きなロスがありながら二千の自己ベストを叩き出したことで、はっきり苦手意識克服が示された。前回の二千四ではメイクアップ、ロングリバイバルに先着。