18、14⇔18、14、12、13⇔
18、14、12、13、1、4、2、7 (84点)
2歳戦は重賞、オープン特別を乱立で、このレースがNHKマイルはもちろん、暮れのGⅠにも直結しなくなってきたのが現実だろう。重賞、オープンでも内容的には未勝利に毛が生えた程度のレベル。1勝馬も2勝馬もほぼ横並びとしての考え方が正解になる。すでに出がらし感漂う馬も多数存在すれば、将来性より現時点での完成度を重視すべき。
ボーダレスが勝ったレースは同日未勝利に0秒5上回っただけ。1000万で二千1分59秒台が出た馬場ならば、1分8秒後半の決着では上がりレースラップはすべて11秒台が及第点。ラスト12秒0はいかにも物足りない。ヒルダとともにもうワンランク上の完成度でようやくボーダーラインならば脱落候補。
小倉2歳Sも相当なレベルの低さ。重馬場だった同日未勝利よりわずか0秒4上回っただけの勝ち時計。ラップ的にも強調点がまったく見当たらない低調さでサイモンゼーレ、レッドラウダ、レッドカーペットに怖さを感じない。
ききょうSは同日未勝利と5ハロン通過で0秒2遅いラップにもかかわらず、上がり時計と勝ち時計が同タイムでは褒める材料を見つける方が難しい。シャドウアプローチ、キングライオンのもがく姿は簡単にイメージできる。
大外枠は誤算だが、能力そのものは軽く重賞級。ボールライトニングの前走は数字的にも中身が濃い。まずは加速する上がりレースラップを持ったままで突き抜けた破壊力。見た目の良さを加えると低調な相手の重賞では頭ひとつ抜けている。
トップライセンスの前走は大人びたレースだった。道中外から被されることのない恵まれた位置取りだったが、それでも追い出してからの反応、瞬発力はレベルの違いを感じさせている。距離延長でどう立ち回るか。 |