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中山9R裏読み関東
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関西
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3R8R
9R10R
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中山9R

3連単フォーメーション8⇒9、13⇔9、13、6、11、7、2 (28点)

クラシックに直結する実質のGⅠ戦で、クラシック候補が激突する。デビュー戦で超エリートと確信したバティスティーニは、とにかく際立つ数字を連発中。前々走は昨年ホープフルSを制したシャイニングレイと比べても遜色ない。同じ京都デビューのシャイニングは12秒8-10秒8-10秒8で2分4秒1に対して、バディは上がりレースラップ12秒2-11秒2-10秒8で勝ち時計が2分2秒8。むしろシャイニングより上回る数字を叩き出せば前走の快勝も当然ということ。前走は4角前に仕掛けて先頭から2馬身差まで迫り、ムチを使わずに残り1ハロンで突き抜ければ着差以上の強さだったことは言うまでもない。馬体から受けるイメージも一流馬そのもの。

前走でぶっち切った2着ウインファビュラスがジュベナイル2着。改めてロードクエストの絶対的な強さが浮き彫りになった。デビュー戦の上がりレースラップは加速でも減速なしでもないが、規格外の瞬発力だったことは間違いない。ムチを使わず、残り50で流し始めて上がり33秒2。まともに追えば楽に加速ラップだった内容で十分に満足も評価もできたが、前走でさらなる進化がうかがえたのは驚きだった。各馬が馬場を意識しすぎて外々を回る中、直線内目をついて別次元の伸び。この馬以外で上がり32秒台不在、33秒台もわずか1頭の中で32秒8に凄さが伝わる。その後のGⅠ2着馬に上がり1秒4差は古馬と2歳馬ぐらいの完成度の差があるだろう。いずれにしても突然勢いが止まるマツリダゴッホ産駒というぐらいが唯一の死角らしい死角。距離延長も右回りも簡単にクリアできるわずかなハードルにすぎない。未完成な馬体がどこまで成長したか。大幅な馬体増が理想的。