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福島裏読み
関東

10R11R
関西
1R9R10R11R
ローカル
1R11R12R
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福島11R

3連単フォーメーション9、10、16⇒9、10、16、3、4、7⇒

9、10、16、3、4、7、8 (75点)

きょうだいに全兄バーディバーディを筆頭に生粋のダート馬が揃っているが、突然の芝路線変更が吉と出たバーディイーグルの勢いは重賞突破のムードも出てきた。最近は500キロ前後の出走を10キロ弱の減量。芝仕様の馬体に肉体改造完了を考慮しても見事な変わり身だろう。とにかく走るたびにインパクトを残している。3走前は最速上がりに0秒2差の瞬発力から同タイムの4着、前々走は超ハイペースの総合力が求められたレースで、上がり34秒台がわずか3頭だけの中の1頭となった。これで連続のメンバー上がり時計No2で本物と確信。前走は上がり34秒5以下が5頭。4角の手応えは微妙だったが、坂下から加速して残り1ハロンで先頭という力でネジ伏せた内容も胸を張れる。前走の時計がそのままここで千八の持ち時計No1からも凄みが伝わるはず。ハンデ54キロと集中しすぎない人気で妙味十分。

内枠のクリールカイザーが突っ張った時点でレース終了の可能性は高いが、それでも同型の少なさと好枠でメイショウナルトは狙ってみたくなる。結局、歯車が狂い始めたのは自分のスタイルのこだわりを捨てたからだろう。中途半端に控えて不安完全燃焼。重賞ホルダーにもかかわらず、鞍上を固定できなかったことも拍車をかけたか。いずれにしてもすでに失うものは何もない年齢と近況。トップハンデで3着に粘った2年前の福島記念時より衰えがあっても条件的にはかなり恵まれている。徹底先行でもうひと花。

ダコールはリフレッシュ明けだけが狙い目となっているロートル馬。休み明け(113211)、叩き2戦目(012211)、叩き3戦目(011201)を並べても明らかだが、年齢的にもローテーションを守るスタミナはかなり落ち込んできたということ。決まって置かれる不器用さで福島(011110)という意外性も魅力になった。前走は4角で前5頭中3頭で1、3、5着の前残り。サバイバルになりやすいコースでは大駆けがあっていい。

アルバートドックのハンデはいかにも見込まれすぎ。名手によって一変する可能性はあっても、本質は直線の長さが生命線になるストレッチランナー。小倉大賞典は3角過ぎから他馬が外々意識で捌きやすかったラチ沿いからインズルのひとマクりが勝因。ごく普通に立ち回るといい脚が長続きしない近走が現状と割り切るべきだろう。鞍上から人気先行型を嫌った。

二千(420111)のルミナスウォリアーは典型的なサムソン産駒か。遅咲き血統がイメージどおりの成長力で数字以上の凄みを感じさせる。何より3戦連続の最速上がり。二千の持ち時計は前走の数字がそのままメンバーNo2で、No1が昔話になるぐらいの過去の数字のマジェスティハーツならば実質スピードNo1。マクれる自在性も強みになる。