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阪神裏読み関東
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11R
関西
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阪神11R推奨レース

3連単2軸マルチ14、2⇒7、15、8、11、12 (30点)

14、7⇒15、8、11、12 (24点)

これ以上の距離延長で微妙としても、春の時点で抜けた存在の超一流馬サトノダイヤモンドは強敵不在でさらなる輝きへ。デビュー3戦連続の最速上がりに陰りが見え始めたディープ産駒にいくらか嫌気が出てきたが、それでも世代3強マカヒキディーマジェスティにクラシック2戦で常に接戦。時計的には楽に歴代の勝ち時計で、ライバル不在のトライアルとなれば負けられない。前走も勝ち馬が馬群から抜け出した際に外へヨレたのが結局致命傷。再び併せてもうひと伸びするもあと一歩届かなかった。時計は水準以上にもかかわらず、勝ち切れないのはツキのなさということ。前々走は最速上がりより0秒9も遅い数字。前走はメンバーNo4。本番へ視界良好のために勝ち方はもろちん、最速上がりがひとつの目安になる。

エアスピネルは距離の限界をはっきり示している。二千以上ではどうにもこなすまでのレベル。圧倒的なパフォーマンスだった千六と比べると別馬のように地味な内容となっている。前々走が最速上がりより1秒6も遅く、前走は0秒8遅い瞬発力が限界そのもの。末脚自慢と思えたデビュー当初の派手さがなく、タイトルほしさに背伸びしたレースマネージメントならば怖さがない。ここも崩れないが、勝ち切れない歯がゆい競馬が続くだろう。ここで凡走ならばマイル路線への英断が待っている。

勝つだけが求められる大一番でも負け戦を自ら選択して鞍上のスタイルのを崩さないのは無謀? 情報不足? レッドエルディストの前走はいつもながらの工夫のない乗り方では策がない。まったく外差しが利かない馬場で4角最後方から大外へブン回すという暴挙。一世一代の大一番で知恵も工夫もないルーキーでも考えられる単純な乗り方では入着が遠ざかるのも当然だった。過去と比べてもレベルの高いメンバーでは残り1ハロンで力尽きたのも納得するしかない。良血の一族が花開こうとしているが、どうにも鞍上が足を引っ張っている。どのみちどんな流れでも隊列でも決め打ちの位置取り。本番へ向けて好機のマクりや好位差しを試してから改めて狙いたい。

ジョルジュサンクはイメージどおりの条件で怖さが出た。勝ち切れないまでも随所に素質の高さを示してきた大物食いの一発屋タイプ。順調ならクラシック候補の1頭だったシルバーステートの2着。京都2歳Sでは最速上がりから0秒2差。ブラックスピネルには1キロ減とはいえ、上がり時計が上回る完封勝ちなど、スピード能力は戦績にはっきり示されている。遅咲き血統が素質開花へ足がかりとなるレース。