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東京裏読み
関東
1R2R
3R8R
9R10R
11R12R
関西
1R2R
3R4R
8R9R10R11R
ローカル
1R2R
11R
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東京11R

3連単フォーメーション3、5⇔3、5、1、11、6⇒

3、5、1、11、6、12、4、8 (84点)

ここで一変するかは別として、極度のスランプ入りしているダービー馬の変化を見逃すわけにはいかない。ワンアンドオンリーは現役生活の短縮を犠牲にしてまで夢見る欧州遠征が不振の最大の要因と割り切っていた。昨年もドバイ遠征後に6戦目でようやく復活の兆しがみられたが、再び3走前で悪夢の海外遠征。復帰初戦の惨敗はもちろん、想定内の結果で引退も時間の問題と思われた。それが前走で評価一変。スローの瞬発力勝負とはいえ、前走の7着は予想以上に走っている。惨敗覚悟の行きっぷりの悪さから0秒4差は立派だが、何よりGⅠ馬揃いのメンバー構成で上がりNo3が強調点。勝ち馬ゴールドアクターと同タイムにGⅠ、GⅡ、GⅢで1勝ずつという本来、格上馬の復活シグナルとして受け取っていいだろう。斤量58キロで3戦3敗は不振中のGⅠと納得。

衝撃的な強さだったステイヤーズSからひとまずGⅠの壁に当たっていたアルバートだったが、走るたびに成長して前走は予想以上の走り。58キロを背負って前々有利の流れで3着と0秒3差。これまで5度の最速上がり経験馬だが、本質は瞬発力勝負に苦手意識のあるスタミナ型で上がりNo4は意外すぎるほどの末脚だった。古馬重賞4戦目にして急成長。東京(302003)、休み明け(210102)。前走よりむしろコース適性もステップも条件はいい。

4走前は発表以上の馬場悪化でもがいたが、それ以外は長距離で抜群の戦績を残すモンドインテロに走る条件が揃っている。ここ6戦で3度の最速上がりに合う馬場状態。能力全開になる理想的なステップの休み明け(500200)。オープン特別2勝で57キロ以上を覚悟していた斤量にも恵まれたということ。二千以上の持ち時計でメンバーNo1のないスピードでどう立ち回るか。鞍上にすべてを託す。

能力そのものは最上位でもシュヴァルグランはローテーションに誤算だけではなく、数々の数字に物足りなさを感じている。まずは瞬発力勝負の対応ができるかどうか。生粋のステイヤーで33秒後半~34秒半ばが求められる馬場ではどうにも未知数。初の長距離輸送などマイナス材料を並べるとまずひと叩きが常識的か。いずれにしても次につながるレースになるかを見極めたい。

天皇賞春でゴールドシップの2着から不振は驚きでもない。フェイムゲームワンアンド同様に海外遠征と引き換えにいいリズムを失った。最終手段のセン馬になって帰ってきたが、すでに6歳。以前の輝きを求める方が無理な話になってきたか。いずれにしても毎レースがスランプ脱出のきっかけ造り。