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阪神裏読み関東
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関西
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阪神11R

3連単2軸マルチ18、12⇒17、2、9、10、7、5 (36点)

18、17⇒2、9、10、7 (24点) 12、17⇒2、9、10 (18点)

3連複フォーメーション18、12-18、12、17、2-

17、2、9、10、7、5 (24点)

馬複BOX18、12、17、2、9、10

GⅠで掲示板連発の古豪は本来恵まれた相手になるが数字的な裏付けはない。基準となるのはイスラボニータでもどこか不安定。千四(010000)のキャリアの浅さに加えて、自身の瞬発力の衰えを否めないのが現実。結局は相手なりまで。この程度のメンバーでも単純な上がり時計比較はNo5まで落ち込む。前3走は上がり33秒台から遠ざかってゆっくり下り坂であることも決定づけられている。久しぶりのラチに頼れる折り合いがどこまで刺激となるかだが、経験コースで唯一勝ち鞍のないのが阪神。強調点を見出すのに苦労する。

将来有望の上がり馬もどこか頼りない。フランケル神話を継続しているというただ1頭だけ残ったモズアスコットだが、まだ重賞通用を裏付ける数字がない。持ち時計はNo8、上がり時計は千四限定でようやくNo7まで。前走で連発中だった最速上がりが止まったこともアテにできなくなった要因だ。同じフランケル産駒ソウルスターリングより瞬発力に凄みだが、恵まれた相手だった可能性はいぜん払拭されてない。差し馬が上がり33秒前半の未経験で重賞挑戦ならば、壁に当たっても驚かない。

同じような悩みを抱えるのがサングレーザーだ。単純な上がり時計比較でNo14、千四限定でもNo8。前3走は道悪、4走前は洋芝の札幌、5走前は雨降りの中、6走前も道悪。千四(300000)でも持ち時計No12がスピード不足を物語る。重賞ホルダーとはいえ、鋭さ不足にスピード不足の二重苦で重賞の中心馬としての信頼を置けない。

ダンスディレクターはここで今後の活躍が占える。千二(331003)から得意な千四(331302)へ。まったく良績のなかった中山(000002)から阪神(111202)にコース替わりも条件好転のひとつ。休み明け(122003)で前々走は0秒2差。上がり時計はメンバーNo2で自身の上がり時計ベストを更新すれば、ローテーション的な大幅な減点はない。ここで凡走になると引退時期が早まるという正念場。

シュウジにとって乗り替わりが吉と出るか、凶と出るか。1度手応えをつかんだ乗り方は結果にかかわらず、何度も繰り返す鞍上でどう転ぶか。確かに前走はGⅠで最速上がりだが、前日の1000万と同等のラップなら当然の32秒台。4角でほぼギブアップの位置取りを再び繰り返すならば怖さはない。

度重なる休養で本格化が遅れているが、シャイニングレイは短距離で新境地を切り開いている。時計勝負にもパワー勝負にも強く、先行~追い込みまで自在に捌いて2連勝。状態さえまともなら、次世代エースとしてのイメージも浮かんでくる。まずは仕上がり注目。