3⇒1、7、4⇔1、7、4、8、6 (18点)
3、1-7、4、8、6 3⇒1、7、4、8、6
アドマイヤマーズの視界は良好だ。完成前の前2走でも着差以上の楽勝がエリートらしさをにおわせている。
前々走は残り1ハロンでマーズを交わしたケイデンスコールが一瞬追うのを緩めたために内からマーズが差し返すという2着ケイデンスの油断負け。ゴール直後に再びケイデンスに交わされるという差し返しからも相手のミスを突いた勝利だったことがうかがえる。それでも遊び遊びの前走で改めて本物と確信した。追ったのは残り150まで。そこから持ったままでさらに突き放した圧勝劇は数字からも凄さが伝わるはず。直線は何度も手前を替えていた若さもありながら、同日の1000万9着に相当する時計は2歳夏の時点で破格。いずれも道中掛かり気味の折り合いをどこまで解消できるか。ハナを選択するのも悪くない。
相手は同じデビュー戦だったヤマニンマヒア。初戦でも掛かり気味だった馬を徐々に距離を延ばしていったローテこそが最大の誤りで、それでも前々走でレコード勝ちがこの馬のポテンシャルの高さ。同日の古馬500万よりわずか0秒2劣った時計は素直に評価できる。前走は完全に引っ掛かって直線を待たずしてガス欠状態。度外視レースをひと叩きで理想的な距離に戻せば驚異の存在になれる。
ダノンジャスティスはごく標準的な数字が並ぶ。同日の新馬千六で1分35秒8、最速上がりが34秒0、古馬500万千八で1分45秒7。時計か、上がりが極端に速い超高速馬場で千四1分24秒0の決着ならば、少なくても上がり33秒前半の瞬発力がギリギリの及第点。楽勝レースで最後までびっしり追わなかったが、34秒2の上がり時計はあまりにも平凡すぎる。まずは上がり33秒前半の脚を使ってから評価を上げたい。
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