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京都裏読み
関東
1R2R
3R4R
9R10R
11R12R
関西
1R2R
3R8R
11R12R
ローカル
1R10R
11R
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京都11R穴推奨レース

3連単フォーメーション7⇒12、11、6、8、2、14⇒

12、11、6、8、2、14、13、9 (42点)

12、11⇒7⇒12、11、6、8、2、14、13、9 (14点)

3連複フォーメーション7-12、11、6-

12、11、6、8、2、14、13、9 (18点)

馬単7⇒12、11、6、8、2、14、13、9  12、11、6、8⇒7

札幌記念のレースレベルは低くても、牡馬相手に接戦の記録は胸を張れる。牝馬限定ならばごく普通にモズカッチャンは負けない。勝ち馬はマイラーのサングレーザー、2着馬が道悪が味方したマカヒキ、4着馬がゆっくり下り坂のサウンズオブアースとはいえ、勝ち馬が天皇賞秋2着となって牝馬の3着が絶大な価値を見出せる。さらに数字にも確かな裏付けがある。上がり時計No2より0秒4も速い最速上がり。ハイペースのマクり合いを経験したことが大きな財産となってさらなる成長が見込める。ドバイ帰りに陥りやすいスランプのムードは皆無。昨年の覇者が昨年以上のパワーアップを見込める今年はますます期待が膨らむ。異色の休み明けをどこまで割り引くかが最大のカギ。

古馬混合となった過去23年で10月を使わなかったのは
98年
3着エアグルーヴ  8月札幌記念1着以来
00年
1着ファレノプシス 8月札幌記念7着(1番人気)以来
01年
1着トゥザヴィクトリー 3月ドバイ2着以来
07年
2着フサイチパンドラ 9月エルムS11着(4番人気)以来
10年
1着スノーフェアリー 9月4着以来(外国馬招待)
14年
1着ラキシス  9月オールカマー2着以来
15年
1着マリアライト 9月オールカマー5着(4番人気)以来
2着ヌーヴォレコルト 9月オールカマー2着以来
16年
3着ミッキークイーン 5月ヴィクトリアM2着以来
17年
3着ミッキークイーン 宝塚記念3着(4番人気)以来

10月に使ってない馬は前走で連対しているか、4番人気以内か。モズもぴたりと条件にあてはまった。

リスグラシューは名手も悩ます仕掛けどころの難しさ。前走は仕掛けも位置取りも完璧だったが、勝ち馬は直線スムーズさを欠きながら別格の瞬発力を使って着差以上の強さで制している。正味残り150だけの競馬であっさり差し切られれば、巡り合わせが悪かったと納得するしかない。仕掛けをギリギリまで我慢して3着馬を交わしたのが残り50。直線坂コースの限界が近づいた可能性も否めなくなった。昨年のこのレースは上がり33秒台がわずか4頭だけの中、1、2着馬を軽く凌ぐ最速上がり。超スローペースをペース音痴の鞍上が引っ張り殺して0秒4差なら、京都二千二(000001)以上の怖さがある。昨年は叩き3戦目(000012)、今年は叩き2戦目(030000)。昨年より鞍上強化で前2走の持ち時計更新の勢いが加われば、4歳で初GⅠ制覇の可能性は強まっただろう。勝負弱く、常に相手なりまでというイメージはひとまず切り捨てる。

前走が圧巻のパフォーマンス。仮に順調に秋華賞を使えばアーモンドアイを脅かす存在になっていた。それだけにノームコアの素質は無視できない。前走の数字は楽にGⅠに届く数字が並んで勝ち時計はもちろん、ラスト2ハロンが加速するラップの11秒5-11秒2だから恐れ入る。残り6ハロンから加速していく超ハイレベルなレースを余裕十分の立ち回り。残り150で完全に抜け出してからムチ1発のみの完勝は、同日の3歳未勝利千六で1分34秒1という超高速馬場を割り引いても驚愕の数字といえる。
焦点は特異なローテに絞っていい。古馬混合となった過去22年で馬券に絡んだ3歳馬17頭はすべて10月に1戦使っていた事実。最強の4歳世代を打ち破るためにはひとまず経験レベルか。まずは気配注目。

レッドジェノヴァに魅力を感じない。いかにも過大評価。前走のサトノダイヤモンドと接戦の記録で評価を上げたが、そもそもレースレベルそのものが微妙なことを無視している。1600万千六で1分34秒1、新馬千四が1分22秒6の馬場状態で、勝ち時計が2分25秒台、レースの上がりが35秒1。過去10年で勝ち時計はNo8タイ、レースの上がり時計がNo7に何の価値も強調材料も見出せないのは当然だろう。ラストのラップが11秒8だから届いた2着だったということ。上がり33秒台以下がわずか1度だけしか経験のない馬が、前2年で上がり33秒台連発の中、どう抵抗するのか。机上の計算では入着も遠い。

アドマイヤリードはすでに上がり目のない牝馬として評価を固めている。衰え具合は数字が如実に物語っている。12走前から8走前まで5戦連続の最速上がりだったが、7走前から前走までわずか1度だけの最速上がり。今年に入ってからはまだ1度も最速上がりのないことが瞬発力型の終焉の近さを裏付ける。もちろん、引退前の大駆けもあり得る実力馬だが、追わせる馬に違和感しなかいコンビ誕生にも嫌気。

フロンテアクイーンは追えなくなった鞍上と心中するつもりだろう。乗り替わればまだ救えたが、最近は1年ごとに急降下している鞍上にGⅠで鞍上マジックは完全に期待できなくなっている。馬そのものも微妙だ。休み明け(123100)というテッポー駆け専門の5歳馬が前走は数字どおりの太め。叩き2戦目(010003)、実績のないコース、初距離など数々の試練がありながら結果を求めるのは無理がある。前走で持ち時計更新と上がり時計ベスト更新の刺激がどこまで表れるか。好枠を引いたのが唯一の救い。

掛かりやすい馬とのコンビになると怖さのなくなる鞍上配置がどう出るか。カンタービレにははっきりした距離の裏付けがないだけに極端な結果を覚悟しなければならない。もとよりデビュー2戦は千六。千六でも掛かり気味になっていた行きっぷりの良さで、初勝利の千八では完全に引っ掛かっていたが能力の違いで振り切った内容だった。フラワーC、ローズSは折り合いスムーズで快勝したが、前走は再び掛かり癖が復活という嫌な傾向。二千以上で勝ち鞍のない気性先行型が前走よりさらに距離延長の試練は計り知れないほど高いハードルになる。