9⇔8、4⇔8、4、5、10 (16点)
以前のようなビッグネーム不在。宝塚記念の日程を遅らせて、ジャパンC、有馬記念の賞金を一気に上げたことでGⅠ級の馬は天皇賞秋にぶっつけが多数。必然的に毎日王冠のメンバーレベルが一気に下がっていったのも当然の成り行きだろう。すでにメンバーレベルはGⅢ級で、実績よりもとにかく勢い重視が正解。
その中でも3歳馬サリオスにとって好都合のメンバー構成だ。現3歳世代が初の古馬重賞、オープンで人気となって負け続けている事実からも世代レベルは低いことははっきりしているが、クラシック二冠1、2着馬だけは別格。派手な数字と勝ちっぷりは歴代のクラシック好走馬と比較しても遜色ない。
皐月賞好走でNHKマイルCからダービーに矛先を変えたが、二千以上で好走し続けていること自体が驚き。本来、距離は千八までのスピード系マイラー。これまでのように折り合いに気を使うことのない道中になれば、新たな一面が見出させるだろう。時計比較からも強気の前々競馬で本領。未知な道悪でもイメージ的に減点はない。
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