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阪神裏読み
関東
1R3R4R5R
9R10R
11R12R
関西
1R2R
3R10R
11R12R
ローカル
1R2R
10R11R12R
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阪神11R

3連単フォーメーション4、8、7⇒4、8、7、11⇒

4、8、7、11、2、9 (36点)

3連複フォーメーション4-8、7-8、7、11、2、9 (7点)

馬単4⇒8、7、11、2、9  8、7、11⇒4

ラヴズオンリーユーはデビュー3戦目から同じ鞍上にこだわり続けてきたが、同じ乗り方にこだわりを捨てたことがアダになった可能性がある。いつの間にか、自慢の瞬発力を活かすより、大きく崩れない乗り方を重視したために勝ちパターンが定まらない悲劇になったか。よくある器用貧乏。どんな立ち回りもできるが、あと一歩のひと伸びがなく、現実に古馬相手の勝ち鞍がない。もうひとつの要因は連続して同じ距離を使ったことのないローテだろう。延長か、短縮の繰り返しで陣営はいまだに得意な距離、ベスト距離を把握してないことがうかがえる。GⅠに届かないというメンバー構成でエリ女より2キロ減の斤量ならば、ごく普通に圧勝があっていい力関係となる。まずは以前の瞬発力を戻して力勝負。3角からのマクリが理想。

ワグネリアンも同じ呪縛に悩まされていた。3走前以外はすべて同じ鞍上。新鮮味などまったくない鞍上配置が古馬相手に連対なしの結果となっていた。ようやく変化の見込まれた乗り方だった前走が暴走先行で自滅の大惨敗なら、単なる一過性のポカとして割り切れる。惨敗覚悟の折り合い難の前々走は0秒4差に踏ん張れたことが驚きで、改めて阪神(201011)という数字以上の相性の良さを示せた。休み明け(311121)でローテ的にはベストに近い。年齢的にも最後のチャンス。ここで凡走なら引退勧告。

馬群恐怖症の鞍上らしい敗戦。モズベッロの前走は直線でうまく捌けず、不完全燃焼に終わっている。まともに捌ける名手なら勝機も浮かんだ好内容で、少なくても残り1ハロンで窮屈になる前まで馬券圏内が確実に計算できるムードがあった。初の古馬重賞だった日経新春杯でいきなり制覇。続く日経賞3着で宝塚記念も3着ならば、ごく普通に実績も勢いも最上位レベル。使い込めば以前の勢いは簡単に戻ってくる。馬体増が理想。

重賞で3着7回。まさに"ミスターワイド″。GⅠでは1回だけだからブロンズコレクターだった"偉大なる先輩"ナイスネイチャとの比較までならないが、ステイフーリシュも記録よりある意味、記憶に残る馬として実績を積み重ねている。いずれにしても悪く言えば致命的な勝負弱さ。良く言えば新馬と京都新聞杯だけの2勝で、新馬以外はすべて重賞を使ってある程度の結果を残していることが準エリートそのもの。丸々1年以上も連対なし。2着4回中、3着との差が3度の首差から展開はまっても3着までと決め打ちでいい。久しぶりの良馬場で極限の上がり時計を求められると策はなく、道中も5番手以内が鉄則。

6、7歳馬に何の強調点も見出せない。掛かる馬とのコンビでは持っていかれることを連発している鞍上配置のジナンボー。前走でも折り合い難露呈にもかかわらず、衰え顕著の鞍上配置で距離延長はあり得ない選択。ダンビュライトは5走前の京都大賞典は展開の利がすべて。昨年のこのレースの覇者だが、平凡すぎる時計に恵まれていた。すでに引退レベルの衰え。不振の厩舎とはいえ、5歳馬サトノルークスにはV字回復する最後のチャンスとなる。もとより遅咲きのリッスンの仔。納得の菊花賞2着だったが、直後から極度のスランプはレースぶりというより、仕上げ方に問題か。不振の6、7歳馬同様にここで今後の現役生活の長さが決まる。