13⇒16、15、9、18、17、7、12、11 (168点)
大一番を見据えて挑むより、権利取りだけに集中という低調メンバー。現状の完成度と千四適性を見極めるだけでいいだろう。同日の古馬2勝クラスより時計もラップも上回ったジュベナイルFにそれなりの評価ができるが、癖馬として完成されたオパールムーンの取捨は悩む。これだけ下手に乗っても乗り替わりなしに違和感。とりわけ重賞ではまともに立ち回ることがごく稀になっていることは周知のとおり。勝ち負けから絶望的になるほど待機策の連発は無策と言っていい。鞍上はおそらく前々走のイメージが強くて、またも末脚勝負で挑ム確率が高く、馬場を考慮すればかなり危険な選択になる。そもそも3走前は上がりNo2、前走が上がりNo3でイメージほど瞬発力型として結果が出たのは前々走だけという事実。良馬場でもパワーが求められる馬場にも裏付けがない。いずれにしても同じ鞍上が続く限り、好走と凡走を繰り返すだろう。人気になって妙味はない。
エイシンヒテンは馬体増がすべてのカギを握る。すでに能力の高さは手薄な重賞勝ちも可能なほど。千四に距離短縮なら好位差しでもOKのレースセンスの高さを強調できる。確実に権利を取るならばハナが確実だが、本番を見据えるならハナを譲るのもひとつの選択。いずれにしても千六の持ち時計No1と千二の持ち時計No3の絶対スピードが絶対的な裏付け。大幅な馬体増を前提に狙いたい1頭。
良馬場でも馬場が悪くてもミニーアイルに減点はない。5戦して2度の最速上がり、上がりNo2を2回、上がりNo3を1回という数少ない計算のできる瞬発力型。意外性のミッキーアイル産駒らしい成長具合も加味すると、まさに理想的な条件が揃う。叩き3戦目、ある程度のパワーを求められる馬場、芝千四を経験済みなど上がり33秒台を経験している4頭の中で一番条件がしっくりくる。
|