3、5⇒12、14、11、10、16 (30点)
3、12⇒14、11、10、16 (24点) 3、14⇒11、10、16 (18点)
5-3、12、14-
3、12、14、11、10、16、1、8 (18点)
3⇔5、12、14、11、10、16 5⇔12、14、11、10
徹底して同じ条件にこだわればグルーヴィットは芝千二で覚醒間近だったが、一貫性のないローテを選ぶ陣営によって本格化が遅れた。6走前の高松宮記念0秒3差の復活劇で迷いなくスプリント路線が常識的な路線をあえて変則的にする違和感。その後はマイルやダートを試してなかなかリズムに乗れなかったのが現実だ。何より2戦連続で同じ鞍上とのコンビはこれまでわずか2回にも驚き。乗り替わりの連続だからこそ、適性も好走パターンも見出せなかった嫌いがある。いずれにしても持ち時計No1の千二と同じぐらいに距離適性が高く、ファルコンS2着、昨年京王杯3着を含んだ千四(011000)なら胸を張って挑める好条件。Bコース替わりからも積極策がベター。
時計はもちろん、瞬発力が求められる馬場でラウダシオンの出番はあるのか。上がり33秒台は3歳2月の千四が最初で最後。千二は上がり34秒前半、千六は上がり35秒前後程度の数字からいきなり短縮できる計算は成り立たない。むしろ時計決着だけにも対応しきれない可能性がある3歳馬に強調点を見出せない。
タイセイビジョンもラウダと同じような悩み。キャリアの浅い千四で持ち時計No8は理解できるが、走り慣れた千六でも持ち時計No6程度。京王杯2歳Sでレコード勝ちした同じ舞台とはいえ、その時以来上がり33秒台を経験してないことも致命的なマイナス材料だろう。鞍上だけの人気を嫌った。
ロートル騎手にたらい回しされて出世の遅れたカイザーミノルはもうひと花を確信している。9戦した時点ではデビュー戦の惨敗以外、すべて掲示板確保で3勝。エリート路線を歩み始めたが、そこから同じような負け方でも同じような位置取りにこだわって歯車が狂い出した。約1年の低迷が続いて3走前のブリンカーで大きな転機。前々走は初距離、前走は前々総崩れの中、重賞で接戦の記録を評価したい。3走前と前走で持ち時計更新の勢いは本物。
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