11⇒3、4、8⇒3、4、8、9 (9点)
11⇒3、4、8 3、4、8⇒11
常に海外シンドロームの不安は付きまとうが、阪神大賞典は上がりNo3で圧勝劇を筆頭に天皇賞春は上がりNo2で2着。とにかく長距離戦では現役最強レベルに近い実績。いきなりグランプリでも結果を残したディープボンドは再び休養入りしたが、前走よりもはるかにいい条件で懸念材料はひとつもない。とりわけ今回のメンバーは例年以上に低調。4、5歳馬が2年前、昨年それぞれ7、9頭でフレッシュさや勢いあったが、今年は主な世代が4頭の6歳馬で7歳以上が4頭。4、5歳馬で重賞ホルダーなのが、Dボンド1頭だけという寂しさ。有馬記念⇒阪神大賞典⇒天皇賞春の王道路線も今や昔話になって、GⅠ未勝利のこの馬でも存在が際立っている。重賞3勝はすべてGⅡ。57キロを背負ったGⅡでは取りこぼしの許されない立場で勝ち方が焦点。
4戦連続の最速上がりを駆使して飛び級で前走オープン勝ち。マカオンドールは乗り替わりがどう転ぶかに焦点を絞っていい。主戦はこの馬とのコンビで4勝すべて。長距離上手というイメージのない今回のコンビは、すでに完成形間近にもかかわらず4走前に負けている。先行~自在で良績を残している自在性が鞍上をさらに苦しめるか。現実にここ3戦はがっちり折り合ったことなく、立ち回りのうまさでごまかしてきた事実。前走から3キロ増の斤量もあって全幅の信頼は危険。
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