6、5、8、9⇒1⇔6、5、8、9、12 (32点)
6、5、8⇒6、5、8⇒6、5、8、9 (12点)
ダノンザタイガーはどうやら休養の連続からクラシックへというのが青写真か。過去の歴史からも多数の馬がこのローテで挑戦して無残に散っているにもかかわらず、このスタイルを貫くにはかなりの運か、時間が必要になってくるだろう。ダノンが仮にここを軽く突破してもダービー前か、ダービーで躓く可能性は極めて高いことは言うまでもない。だからこそ、この厩舎がダービーを勝てない大きな理由のひとつでもある。
近代競馬はスピード、瞬発力、スタミナ以上に1か月1戦のごく普通のローテでもへこたれない強固なフィジカルが求められている。
このレースで1~3着馬は意外にも前走が東スポ杯だった馬は17年1着スワーヴリチャード、3着ムーヴザワールドで途絶えている。過去10年に広げても14年1着イスラボニータを含めて3頭しかいない。
近年だけでも前走が東スポ杯1、2着から共同通信杯のローテは22年東スポ杯2着アサヒ、16年東スポ杯1着スマードオーディン、15年東スポ杯2着アヴニールマルシェでそれぞれ共同通信杯5、6、5着に負けている。
そもそも22年東スポ杯は過去10年で勝ち時計No2だが、レースの上がりはブービー。その中で上がりNo2で2着となったダノンが前走以上の難敵相手に勝てる計算がしづらいのも事実。デビュー2戦が超スローだからこそ、最速上がりだった可能性は極めて高い。クラシック級の能力で突破か、すべてをだめにする悪ローテの"魔力"が勝つか。いずれにしても絶対的な立場にはなれない。
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