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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R


10R
マルチ2軸3連単4、8→6、5、J、I     (24点)

           4、6→5、J          (12点)

       フォーメーション3連複8、6ー8、6、4、5ー

              4、5、J、I、K     (19点)


気分良く飛ばすエムジェイに自在型の人気馬が揃えば、ごく自然に時計と底力が問われるハイレベルなレース。1分40秒台の決着ではフレッシュな持ち時計が強みになる。

ブルーラインは徹底した大井照準で狙った一戦だ。コンパクトにまとまった馬体、千六(4323)から千八をクリア済みでも本質マイラーであることは歴然。前走も勝負どころで外々からマクり競馬では、いつもほどの切れ味がなかったこともうなづける。前々走の大マクりでブレイブスピリット以下を差し切った最速上がりが本来の姿。馬場不問で時計勝負にも強さを示せば、距離短縮で思惑どおりの結果になる。

じっくり間隔を開けて徹底して千六照準。千二快勝をきっかけにブレイブスピリットはマイラーとして完成された。2歳時に道営からトレード。転入2連勝、雲取賞6着など順調な滑り出しだったが、3歳になってから極度の不振で長い低迷期に入っていた。千六から千二志向へシフトチェンジなど試行錯誤の中で、ようやく探り当てた適した条件。自己ベストを連発で1分41秒前半が計算できるまでの上昇度は、今後の成長を加味すればB級卒業も可能な感触がある。

一気の距離短縮で微妙だった3走前のセレブサンディが、交流戦を着差以上の強さで快勝して能力の高さを再認識した。12`増で太めのない馬体は、まさにそのまま成長分。格付け当初は戸惑いがあったが、前走の重賞4着でこのままB級卒業までノンストップの感触さえある。流れ不問のセンス、時計決着に対応できるスピードは、千六でますます磨きがかかる。

エムジェイレコードは個性派の逃げ馬として完成すれば面白い存在になる。前走も見た目どおりの大逃げから最後は止まったが、中途半端に控えるよりも完全燃焼すればこの馬に合っている乗り方ということ。長い骨折休養から叩き4戦目。もう一段階のレベルアップがあっても不思議ない。

カイジンシーズの千六挑戦はローテーションの谷間だろう。ゆったり折り合える千八でも、勝負どころで手応えが怪しくなるズブさ。3角で置かれ始めると勝負にならない内千六で新鮮味がまったく感じられない。入着狙い。

ロイヤルアプローズは左右回り云々より、ハナ切って完全燃焼の逃げ馬ということが前3走で証明された。自分の形ではとにかく粘り強い走り。距離克服のスタミナ強化で瞬発力勝負より速い流れがベター。玉砕覚悟の逃げか。

ナックザワールドの前走は前々、ラチ沿い有利で馬場に恵まれたことも事実。千二で息を吹き返したスプリンターは千六になると、どうしても終いが甘くなる傾向が強まっている。外々を回って差し切れるほどパワーは抜けてない。

道悪に泣かされているイーグルショウは良馬場頼り。さらにB級でわずか3戦のキャリアの少なさも評価を下げる材料になっている。層の厚いクラスですでにトップレベルの馬が相手。もう少し経験を積みたい。