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6、9→8、1、4、7、M (30点)
6、8→1、4、7 (18点)
6ー9、8、1、4ー
9、8、1、4、7、M、3 (18点) |
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時計は前開催よりもさらにかかったパワー馬場。それでも意外に勝ち馬は前々の逃げ先行馬になっている。初日はハナか、2番手の馬で12戦中8勝。グレイトを負かすなら逃げ先行型か。1分42秒台の決着。
グレイトセイヴィアは長期休養明けも問題にしなかった前走が圧巻の内容。徹底した千六狙いで一気にB1卒業がみえてきた。派手さのない勝ちっぷりは、相手なりに動いて競り負かしているため。時計にムラがあっても鞍上の意のままに動ける自在性を武器に、とにかく追い比べで強さを発揮している。ここ5戦の千六で負けた唯一の馬がオープン予備軍のブルーホーク。B3、B2で2戦ずつの経験も好感で無理のしないローテーションだからこそ、着実に一戦ごとの地力強化が生まれてきた。時計勝負、パワーが要求される馬場のいずれにも良績があれば、死角らしい死角はない。
シャコーミリオンは新しいコンビで活路を見出した。前走はハイペースで流れたとしても、3角すぎからの大マクりには驚き。あれだけ入着ラインで一進一退だったジリ馬が、見事な転化で再び軌道に乗りかけている。千二から千八まで使ってきたが、どうやら内コースがベスト条件。強引なマクりで再現を狙う。
イーグルショウはどれだけ馬体が成長したかが、今後の期待に大きく左右する。数字以上にコンパクトなボディー。レースでは勝負どころで気を抜くような悪癖で、心身ともに成長課題のあった期待馬だが、大敗した黒潮盃を除けば負けても1秒以内の安定感。3戦連続で1分41秒台のスピードもB級上位を示す数字だろう。前走は上位3頭がプレイブスピリット、ロイヤルアプローズ、ブルーラインとハイレベルなマイル戦。格上げ初戦としては上々の中身でクラスのメドを立てている。テッポー駆けにも定評があれば、軽視はできない。仕上がりひとつで勝ち負けまで。
ミヤコフラッシュにとって好枠もマイナスになる。外から被されたくない大型馬は、外々での折り合いを意識してこそ好走条件。淡白に終わった前走などまさに最悪の負けパターンにはまった典型的なレースとなった。1分42秒前後がコンスタントの安定感は信頼していい。
サウンドイモンの前走は乗り方の失敗。ハイペースで流れたにもかかわらず、4角で内をつく失態。確実に逃げ先行馬がバテることはわかるはずだが、案の定前が壁になってブレーキをかけるロス。切れる脚がなく、長くいい脚を使うタイプにとって致命傷となった。それでも久しぶりの千六はいい刺激となったはず。確実にスランプは抜け出している。
いぜん完成されてないコーニングストーンは初コースと距離がカギ。前々走は軽量に恵まれたことも大きな要因だった。究極のローテーションで重賞2着だったクリノソーニャは反動よりも、脚質的にコース適性が微妙。内コースは置かれるだけか。
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