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2、7→6、1、3、5 (24点)
2、6→1、3 (12点) |
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勢いか、実績か。どちらを重視するかだが、今年の4歳世代は稀にみるレベルの高さ。チェレブラーレ、レッドドラゴンを基準にすれば、格上挑戦のブライダルでも勝ち負けの対象になる。行くしかない単調な逃げ馬不在で瞬発力勝負になる。
ブライダルヘイローはごく普通のメンバーが揃えば、無謀なローテーションとなったが、格上馬がいずれにも年齢的な衰えを感じさせる老齢馬。上がり目、変わり身が望めないレースぶりならば、B2からいきなりA2挑戦でも色気が出る。クラシックまでの対戦比較、前3走の勝ちっぷりからすでに準オープン級の能力が備わった成長ぶり。デビュー2戦目でレッドドラゴンと接戦、羽田盃ではオープン勝ちしたチェレブラーレに先着している。古馬との対戦はわずか3戦だけだが、ここでも見劣りしない走りだろう。自在に動いて圧倒できる。
相手はナイキコランダム。前走は2年ぶりの重賞挑戦で基準外。A級になって掲示板を外したのが1戦だけとなっている堅実派は地元より走る大井コースでますます信頼度が増してくる。超スローとなって流れが向かない前々走のオープンが0秒4差。その勝ち馬シーサーハーンには、昨年夏のA3で楽に差し切っている。1分53秒3の時計からも自己条件に戻れば胸を張れる数字で見劣りしない。
ジリなコーワキングにとって前走の上がり勝負は分が悪かった。もとよりエンジンのかかりが遅く、外コースベターな差し馬。ブライダルが引っ張る展開で少なくても前走よりレースはしやすくなって1分53秒台が確約できるだろう。休養明けの前々走で勝ち馬と同じ上がり時計ならば位置取り、千二適性の差。手薄なA2相手では能力上位は証明済みとなっている。大型の叩き3戦目で真価。
ウエノマルタロベエはB1以上のクラスではっきり壁ができている。着差以上に能力の開きを感じさせる近走は、時計面でも限界が近づいているということ。千六で1分40秒後半、千八は時計の出やすい馬場で1分53秒台。最近のパワーが要求される馬場では1分54秒前半が精一杯だろう。相手なりに走れる安定感で大きく崩れることはないが、瞬発力勝負に弱さは致命的。
サンキョウチャイナは重賞はもちろん、オープンクラスでは入着ラインが限界と位置づけられた。以前とは比べ物にならないほど切れ味に衰え。どうにも単というイメージはなくなって、常に展開待ちの差し馬としての評価で落ち着いている。自己条件になってもムラ駆け傾向は変わらない。
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