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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R

 

10Rフォーメーション3連単5→9、4、7→

       9、4、7、3、6 (12点)

有力馬が続々回避でマグニフィカの独壇場。相手探しになるが千四経験馬も強調点に乏しく、一長一短の低調なレベルで絞りにくい。波乱含みの1分28秒台。

前走で期待馬を競り負かしたマグニフィカはズバ抜けた完成度で器の違いをみせつけた。迫力の馬体はエリートの雰囲気十分。前々走が最速上がり、前走は折り合いを欠きながらC1並みの時計で勝ち上がれば、低調な相手に負ける姿は浮かばない。兄ステルステクニックはデビュー2連勝で挑んだ平和賞が3着、姉エロージュもデビュー2連勝。早い時期から活躍するのが当然の良血馬は、あらゆる面で信頼度が高い。

タイセイアドミラルは距離経験だけが頼りとなった。あまりにも低調な時計でスピード不足が懸念される。前々走は同日の新馬より0秒6劣って、前走も時計が出やすい馬場で1分29秒台は物足りない。前走の行きっぷりの悪さは、さらにペースアップする相手となって致命的なズブさ。

デビュー戦で2秒もち切ったショウリュウも相手に恵まれただけだった。同日の新馬に上回ったのはわずか0秒1。そのもうひとつの勝ち馬が次走でしんがり負けの惨敗が低レベルを裏付けている。完全に引っ掛かって逃げ切り勝ちの内容にも、距離延びれば壁に当たることは簡単に予測できる。

デビュー勝ちのエリート馬が頼りないならば、叩き2戦目で一変したアポロプログラムでも色気が出てくる。大出遅れでスタート直後にレース終了となった前々走は問題外。抜群のテンのスピードから番手競馬で抜け出した前走こそが本来の姿だろう。追い比べになって一旦差し込まれながら盛り返した勝負根性。3着馬と1秒3差が能力の高さの証でもある。

キョウエイパテックはチークPが裏目に出た前走としても負けすぎか。どうやら大型のわりにパワー、スピード不足という発展途上タイプ。気性的な難しさとさらに同型が強力になって連対から遠のく。

モマれない流れで強さを発揮するタケノブレーブは展開に左右されて極端な結果も覚悟だが、コンパクトにまとまった馬体は2歳戦向きの完成度の高さ。