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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R12R

 

 

11Rマルチ1軸3連単10→3、2、11 (18点)

3歳馬の争いになる。来年、重賞ロードへと期待が高まるホッコーは変幻自在に動いて鞍上との呼吸もぴたり。走り慣れた千六では死角らしい死角はない。ケイアイイイデも完成度が高く、逃げるジルヴァンがどこまで抵抗できるか。各馬が早めの仕掛けで時計勝負。

ホッコーマサルの前走はほぼ初物づくしとなった格付け2戦目のB2。ひとまずクラスの壁に当たったが、それでもいきなり2着が能力の高さそのもの。初といえる千八挑戦で距離とクラスにメドを立てて、出世が確約されていた期待馬が完全に軌道に乗った。馬体の成長待ちが本音だが、少しでも馬体増ならA級入りは時間の問題。抜群な反応の良さに特長。

ケイアイゲンブは大井トレードで展望が開けた。コース適性の高さはJRAの実績以上。前走の8キロ増が理想的な馬体となって、スピードとパワーを兼ね備えた自在型に変身している。前走の最速上がりで勢いづく。

イイデスパートは外から内コース替わりでどう捌くか。ポカもある内千六と違って外千八は実に安心できる安定感。じっくり折り合える距離がベストで、平均ペースの差し馬として完成されている。前走はホッコーと0秒3差。別格だった勝ち馬を度外視すれば、胸の張れる3着だろう。相手は枠順と人気から終始外々を回るロスを覚悟。好枠の利を生かしたい。

ジルヴァンクールは引っ張っているのか、ガチンコで乗っているのか、以前の安定感が昔話になっている。距離にメドを立てた充実度と千四以下の持ち時計は楽にB級上位のレベルで好走と惨敗の繰り返し。今度は確実にハナか、番手で折り合える相手関係なら自分の形に徹するだけ。雨歓迎。

モエレプロポーズの前走は圧巻だった。ハイペースで飛ばして上がりレースラップはゴールまで加速していく完璧な逃げ切り勝ち。微妙な外枠でC1から飛び級になるが、走るたびに時計短縮してきた3歳馬の勢いは脅威となる。気楽に乗れる立場。

モロさ同居のビッグディッパーは乗り替わりで千六なら見送りが正解。サンデーサイレンス産駒らしい南関東ダート適性の低さでダイアモンドヘッドに上がり目なし。イーグルビスティーが千四以下がベストのスピード型なら、久しぶりの地元でギンザモーゼが盲点。外から被されない流れになればロイヤルデジタルも一変できる。