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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R12R

 

 

10R馬単12→3、11、16、4

推奨3、11、16、4→12  3→11、16、4

マルチ2軸3連単12、3→11、16、4、13、8 (30点)

12、11→16、4、13 (18点)

フォーメーション3連複12、3−12、3、11、16−

11、16、4、13、8、14、5 (29点)

追い込み型に人気が偏った。逃げ馬はチヨノぐらいでペースは超スローに近い。3角手前からマクり合いのサバイバルレースでは、前々で攻める軽量馬の注目は当然となった。B級レベルとなったトゥインクルレディー賞の実績は無視していいだろう。実績の古馬より、勢いの3歳馬。

コスモプリズムは巡り合わせの悪さが前2走の敗因だろう。JRA未勝利で古馬と初対戦が4走前。それでも転入後、慣れないコースの2連勝が能力の高さの証ということ。前々走はスローになりやすい川崎二千百。不可解な後方待機から大マクりで最速上がりの3着なら、まともな鞍上なら勝っていたと思うのも当然か。とにかく見た目以上にタフな牝馬。打てば響く迫力十分の瞬発力を兼ね備えて、牝馬では南関東トップレベルに到達している。初の千六だった前走でA級レベルのピエールバスターと接戦。勝ち馬を凌ぐ最速上がりのおまけ付きで改めて牝馬重賞級という確信を得た。牡馬混合のB1通用=牝馬重賞級が南関東のレベル。大井では過去2戦でスタートの大ミスの前歴だけが気かがり。

エロージュは気性成長で生まれ変わった。春当時はモロさがあって勝ち切るまでどこか壁を感じさせたが、休養明けの前々走は古馬相手に横綱相撲。同日C2と1秒4だけ上回った数字に強調点はなくても、危なげない勝ちっぷりは以前と比べ物にならないぐらいの安心感があった。2着馬ザクは次走JRA交流で3着。レースレベルは数字以上に高かったと認めることができる。千六前後こそが活躍の舞台。

休みなく使ってきたフサイチミライがひと息後を叩いて万全の態勢で挑む。条件もベストの大井千六の牝馬限定重賞。(4010)の距離適性の高さ、反応抜群に動けるマクりの大業を兼ね備えた素質馬にとって、とりこぼしが許されないほど走る条件は揃っている。唯一の不安は時計勝負でのモロさか。トゥインクルレディー賞はB2レベル程度の平凡な時計。今開催の馬場で1分40秒台は難しい。

パノラマビューティの大井内千六には限界が近い。置かれるズブさは基本的に外コース専門。TCK女王盃3着は評価できるが、昨年の2着は1分41秒3で届くような低調なレベル。同日C1の勝ち時計が1分42秒5からもはっきりと恵まれた相手だったことを示している。年々ズブくなってきた7歳馬。混戦待ちのワイド馬として評価が落ち着く。

ツルノゴゼンは好スタートから前々勝負が必勝パターン。強さとモロさが同居している牝馬特有の難しさだが、3走前のステップクローザーを問題にしなかったレースぶりはとにかく圧巻だった。その後ステップは2連勝でA2制覇。3〜6着馬がすべてJRA勢ならば、レースレベルはB1並みの高さということ。前走の勝ち馬もA級通用の強さ。これだけ経験を積めば牝馬限定戦で大きく崩れることはないか。

ベルモントプロテアは常に人気先行。レースぶりに全盛期の迫力はなく、千六(1005)の条件では強気になれない。3走前は内々の好位からまったくロスのない乗り方でギリギリ3着。外枠を引けば妙味はない。

強力な逃げ馬不在で単騎チヨノドラゴンの残り目。前走で以前の瞬発力が戻ったマダムルコント、状態の良さと結果が結びつかないハニービー、4戦連続の2着後に前走惨敗のラインジュエルなどが人気の盲点。