I、Jー2、K、4、5、L、7、1、9
ビッグディッパーの前走はいきなり同日C1の5着に相当する快時計を叩き出した。母はJRA(5207)で2頭の姉が叩き良化型ならば、実戦を使ってさらなる進化が期待できる素質馬。大物感たっぷりの迫力ボディーで、じっくり間隔を開けるエリート的なローテーションも悪くない。一気の距離延長になる千八でスタミナだけに焦点を絞っていい。少なくても大井生え抜きには負けない。ビッグを負かすとすればJRAの刺客。初ダートと距離延長でも予想以上に食い下がったカシマパフュームの前走は着差ほど悪くない。5着馬とは0秒8差。細身の馬体ながら手応え以上の渋太さは、兄にユニコーンS2着のヤマタケゴールデンらしい実戦タイプということ。ダート中距離で花開く。キャリア2戦目で強引すぎるマクり競馬から4着となったイーサンジャンパーは、千八2度目で大幅な時計短縮の計算。グレイテストはどうにも千八向きと思えぬマイラー色の強い馬体で割り引いた。コンフェルヴォーレはトモの甘さと未完成な馬体で乗り替わりでも魅力がない。前走も追走だけで終われば一変は考えにくい。マイネフェニーチェも鞍上人気で妙味なし。前2走の惨敗が精神面のスランプそのものだったロッソフレイバーは見送りが妥当。向正からの大マクりが吉と出たヤマジュンプレオネは乗り替わりでトーンダウン。サブノゴールドは距離経験だけが強調点。