MーK、6、5、2、7
5ーM、K、6、2、7
地元がなんとも低調なメンバー。衰え先行や距離、内コース微妙な死角があれば、ごく普通に遠征勢の台頭になる。中でもJRA時代に適性を見極めることができなかったハマノは南関東でもうひと花が確約された。型どおりの叩き良化ムードでますます能力全開。
ハマノモナークは叩き3戦目の前走が本来の姿ということか。じっくり折り合い重視。勝負どころで動いて4角大外から差し切り勝ちは、かなりのコースロスを考慮すれば着差以上の完勝だった。JRA時代はとにかく定まらないローテーションで不完全燃焼。デビューから10戦続けて芝千四〜千八に固執。以降いきなり路線変更でダート千四を集中的に使うとトレード前の3戦は芝千二。これだけ距離を見極めることができなかったステップの悪さでは、ある意味未勝利で終わったことも納得できる。千六前後がベストのマイラーは地方ダートにメドを立てて一気に花開く。
トレノラピドは一時の勢いから落ち着いてきたが、それでも前2走のJRA交流で健在ぷりをアピールすれば見限ることはできない。前々走でフォージドアモールに競り勝って、前走はアオイハルと同タイム。暖かくなって調子を上げてきた夏馬は、青写真どおりの良化で色気が出た。
マルターズグレードはモロさ同居の先行馬。モマれることを極端に嫌がるだけに好枠はむしろマイナス材料になる。名手でも千六では見せ場までだったナックザワールドは限定スタミナで狙いづらい。置かれるだけ置かれるニューオーザは追い込みが決まりにくい最近の馬場で条件悪化。千二で最速上がりを連発していたエーピーゴンタが穴候補。