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6−14、2、7、12、10、8、9 6→14、2、7、12、10→ 14、2、7、12、10、8、9 (30点) 14→6→2、7、12、10、8、9 6−14、2、7、12− 14、2、7、12、10、8、9 (18点) 好不調は別にして重賞ホルダーが挑戦してきた重厚なメンバーが揃った準重賞だろう。酷量を背負わされた実力馬は道悪となって1分11秒台に突入でますます窮地に立たされる。59キロを背負ったフジノ、プライドの11秒台は正直厳しい。 年齢的に時間が限られているスリーセブンスピンが意欲的に使ってきた。1600万で上位常連の実力馬がイメージどおりのトレード成功。ビクトリーテツニーに先着してガブリン、ワンダーポデリオに接戦の実績が前走でそのまま結果に出ている。早くも完全復活を遂げれば大きく崩れることはないはず。楽にハナが切れるようなテンのスピードに年齢の衰えをまったく感じさせない元気な7歳馬。状態がピークに近い重賞馬が前々走でメドが立っている58キロの出走も心強い。外から終始競られるような流れを避ければ確実に勝ち負け。 交流を含めた重賞4勝馬のフジノウェーブが準重賞に登場は驚きだが、谷間のローテーションを埋める調整登板であることははっきりしている。目標は次開催の東京スプリング盃。2年前のさきたま杯は好調ながら59キロで惨敗が斤量の限界なら、主役級の評価がさすがに微妙になる悪条件。じっくり折り合い重視で挑んで、ここを勝っても惨敗でも驚きはない。 スーパーヴィグラスの前走は行きたい馬が勢ぞろいでいつもより控えたことが誤算の始まり。思ったほどペースが上がらず、直線の瞬発力勝負に持ち込まれて、単調な先行型としてはすでにギブアップ状態だった。それでもイメージを変える37秒台の瞬発力は大きな収穫。今度は斤量的にも強気に乗って正解。積極策で完全燃焼する。 ダンディシャークの前走は思っていた以上に良化の時間がかかっているということか。見た目のバランスは悪くないが、前走の直線追い比べで終始逆手前の走りは以前にはなかった癖。体調の問題か、追い方の問題か。どちらにしても完璧でない走りから同タイムの3着ならひとつのきっかけをつかんだはず。1分12秒台をこれまで8度マークした千二のスペシャリストは侮れない。 前走でようやく復活の手ごたえをつかんだプライドキムは59キロを背負って再びリズムを狂わす危険。完調でも右回りになるとどこかモロさのあるレフティーなら見送りが正解。馬体が絞れないディアヤマトは着順、着差ほど中身の濃いレースをしてないのが現状。短距離でまったく流れに乗れなくなったシアトルバローズは年齢的に上積みが難しくなれば、好仕上がり、好馬体の前走は叩き台と納得してキングビスケットを狙いたい。
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