12、1→3、17、7、13、14、11 (36点) 12、3→17、7、13 (18点) 1−12、3、17、7− 12、3、17、7、13、14、11 (18点) 西日本最大になるというほど直線の坂は強烈でなかった。手探りのレース続きとしても波乱連発。基本芝コースはしばらく前々が好走パターンになりそうだ。京都外コースより少しだけ長い直線の距離で、小倉より約120メートルも長いが、初日終わった時点ではジョッキー達が必要以上に意識しすぎ。絶好の芝状態でもあり、前々で直線ラチ沿いのコース取りの馬には格下でもノーマークは危険。 絶好枠を引いたコスモファントムはピタリとはまる条件で取りこぼせない。数字以上に太かった前走は前2頭で大逃げになる仕掛けの難しい流れを耐えた0秒1差。4角前にムチが入る最悪な手ごたえで踏ん張るのだから、状態と流れが揃えばトップハンデでもGVなら力が違うか。直線坂は問題ない実績。行くしかない逃げ馬のハナ争いの直後に構えて直線抜け出す。 直線まで仕掛けを待つ追い込み馬のゴボウ抜きはほぼ不可能な開幕週の馬場状態なら、直線入口で外を回るダノンスパシーバ、ダノンバラードに怖さはない。狙ってみたいのがリッツィースター。前2走がGT級出走のGU戦で人気の盲点になる。連対に絡んだ際はすべて人気以上の着順という典型的な穴馬。ハンデ差があったとはいえ、3走前は上がり時計も上回ってトレイルブレイザー相手に完封劇。4走前はその後菊花賞4着となったハーバーコマンドに2連連続で競り勝って、5走前には重賞連勝中のフェデラリストにも難なく先着している。距離が長く、相手も強すぎた前2走から条件好転。新装コースなら各馬は脚をためることだけに集中する前々有利の流れ。シンメイフジとの大逃げも悪くない選択。 瞬発力勝負に限界が近づいているダノンバラードは正念場が続く。直線平坦で良績集中の特異タイプ。二千(1040)が示す勝負弱さにも強調点がない。勝てそうで勝てないのはどうやら血統的なもの。相手が強くても弱くても相手なりまで。
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