5－７、４、８

３歳牝馬のレベルの高さをそのまま証明した前走が圧倒的な強さだったアロマティコが無事通過する。一気の距離延長に戸惑った４走前でもブン回しの荒っぽい乗り方で０秒３差。前々走は同日未勝利に５ハロン通過でわずか０秒１だけ上回った超スローを後方待機のペース音痴が敗因。負けたレースに確かな敗因がはっきりすれば、上がりレースラップ全11秒台で差し切り勝ちを決めた３走前と、超スローを大マクりから二段加速で上がり33秒台というケタ違いの瞬発力を披露した前走が能力基準となる。低調な相手にハンデ51キロは恵まれすぎた。ヤマカツゴールドの前走は鞍上の甘さがモロに出た。手ごたえ十分で追い比べとなったが、直線前が壁になって最内からわざわざ大外へ持ち出す大ロス。それでも33秒台の脚を使って０秒４差に迫れば、ムラ馬返上でひとつ壁を打ち破った印象が強まった。