11、10→5、9、1、8 (24点)
11、5→9、1 (12点)
逃げ馬どころか、確たる先行馬さえ見当たらない偏ったメンバー構成。気楽に乗れるマイネルロガールか、ハンデ頭のサクラゴスペルが主導権を握るような流れは、さすがに超スローの瞬発力勝負が避けられない。プリンセスメモリーの前走は必要以上に控えたことが裏目。ペースを考えれば4角すでにギブアップの位置取りだったことは最速上がりで届かなかったことからもはっきり伝わってくる。それでも谷間のオープンクラスとはいえ、0秒5差まで迫った鋭い末脚に陰りはない。本来、前々可能な自在型。クイーンC2着、阪神牝馬S5着の実績ある追い込み馬なら中団差しからでも不発はない。数字ほど切れたイメージのなかったプランスデトワールの前走は平凡な勝ち時計で、休養前の勝ち味に遅いタイプとしての評価に変わりない。 |