12、9→6、4、7、8 (24点)
12、6→4、7 (12点)
12-9、6、4、7、8、13
走っても人気にならないのがシゲルスダチの特徴か。勝った3勝は4、5、7番人気が示すとおり、意外性のある差し馬として完成されてきた。3歳春に絶好調だったレオアクティブに完封、古馬初挑戦となったCBC賞では2着に0秒8差。スプリンターが千八挑戦で0秒5差の3走前から、前々走は納得の2着だったということ。持ち時計は高齢モルトグランデに0秒1差に劣るだけ。前々走で自己ベストのフレッシュさなら圧勝があっても驚かない。
サドンストームは瞬発力勝負に苦手意識があることが前走ではっきりした。切れずバテずのほぼ流れ込み。ハナを切った馬に500万並のラップを刻まれては逃げ切り当然としても、この馬自身上がり32秒台に大きな壁を感じさせたことは否めない。それでも千二はすべて掲示板の(2003)が純粋なスプリンターの証。前走以上に速くなることが確実な逃げ馬揃いのメンバーで流れを引き戻したい。
トシキャンディは重賞ホルダーの意地をみせられるか。まだまだ芝で可能性を秘める逃げ馬が人気の盲点になる。現実に未勝利で地方トレード後、出戻り後の芝は8着(0秒8差)、2着(同タイム)、1着。1分7秒8の持ち時計時は500万にもかかわらず、同日1600万に0秒5差まで迫る好時計勝ちだった。ハクサンムーンとのスタート勝負で決まる。
そのハクサンムーンはハナさえ切れば無敵の強さを誇る。抜群のロケットスタートはもはや天性のもの。レベルが上がると鞍上は逃げ馬とのコンビでイメージに合わないのが減点材料だが、直線半ばで振り切った前走内容はとにかく凄みがあった。暴走した3走前の重賞3着でオープン通用レベルは間違いない。
小回りでも結果を残しているが、本質外コースベストなのがツルマルレオン。前走も前々有利の流れを長くいい脚を使って0秒1差。これまで上がり33秒台は3度経験。前2走で連続の33秒台がはっきり地力強化を示している。前走から斤量2キロ増のサドンと比べれば、1キロ減になるハンデは恵まれた。 |