７→８→６、１、４　　７→６→８、１、４

現役最強馬のゴールドシップがこの程度の相手にはどう乗っても負けない。ようやくＧⅢ程度の勝ち負け可能な上がり馬か、すでに高齢、またはスランプ中で掲示板狙いの馬がこれだけ多数存在すれば、馬なりの圧勝劇になっても驚かない。とにかくＧⅡとしては超低レベルのメンバー構成。菊花賞、有馬記念とご法度ともいえる３角からの大マクりはこの程度の相手なら楽に通用するが、先を見据えれば極度の置かれ癖を修正することがこのレースでの課題だろう。馬の負担を考慮や極限の瞬発力勝負に対して大マクりには確実に限界がある。ひと回りレベルアップした王者がどう捌いて勝ち上がるのかだけを注目したい。

相手はベールドインパクトとデスペラードに絞る。これだけ差し追い込み馬に偏れば、気楽に前々で攻められるコスモヘレノスが絶好の展開になりそうだが、マクってレースが終わった前走からひと叩きだけでは一変は望めないか。ゴールドと同じような位置取りから差し比べになるベールド、デスペは長距離適性頼り。