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阪神裏読み
関東

3R4R
5R9R10R11R12R
関西
9R10R
11R12R

阪神11R3連単1着BOX9→1、12、16、8、4、6

3連複1軸BOX9-1、12、16、8、4、6

雨の降り出す量、時間で大きく変わってくるが、少なくても良馬場が絶望的ならば、瞬発力自慢のハナズゴールは自信が揺らぐ。勝ち鞍のある距離としても、デビュー4戦目以来の千四挑戦。決まって前半置かれるズブさで道悪にも確たる裏付けがなければ、抜けた人気になるほど絶対的な立場にはない。前2走はいずれも抜群の瞬発力で最後流して最速上がりだが、全11秒台が求められて最後の上がりレースラップは12秒4。前走は上がり33秒台が当然という前週の未勝利より遅いラップならば、まだまだクリアしなければならない課題はある。予報どおりの大雨で軽視。

アイムユアーズは素人丸出しの鞍上から乗り替われば色気が出る。前走はスローを先頭から離れた後方で3角過ぎまで完全に掛かって4角ブン回すという鞍上の資質を疑う大へぐり。それでも0秒7まで迫って自己ベストなら着順以上の価値があることは言うまでもない。混戦になって微妙になる鞍上でも前走より期待がもてる。本来短距離ベスト。

シュプリームギフトは意外な好走の前走で評価が一変した。勝ち馬を大名マークから着差で0秒3差、上がり時計で0秒1差で牝馬最先着。重賞すべて牡馬混合でGⅢ4、3、5着ならば、素直に本格化を認めるべき。前走で距離にもメドを立てれば鬼に金棒。稍重までなら中心馬として扱える。

クィーンズバーンは他馬が馬場を意識しすぎて典型的な前残りを望める雨の降り始めで狙いたい。ハナにこだわらなくては策のない馬を控えた前走こそが鞍上の甘さそのものだが、同型がサマールナ程度で自身が好枠を引けば、いくら勝負弱い鞍上でもハナを切れるだろう。馬体の良さは相変わらず。

サウンドオブハートの前走は見事な一気差し。数字的にレベルの低さがどうにも気がかりだった3走前や超スローの瞬発力勝負で太刀打ちできなかった前々走から、酷評した前走だったが、終わってみれば器の違いで圧勝した。叩き3戦目でさらなる進化、ハナ切った馬は大逃げにもかかわらず、スローで第2集団はまったく深追いしないでほぼ直線だけの競馬になったことなど、この馬に条件が合ったことが好走の要因だが、それでも飛躍の年を確信させる圧勝劇なら、低調な牝馬限定戦で減点はない。未知なる道悪だけ。

フミノイマージンは同じコンビが続く限り、前走のような乗り方しかできないか。馬場の悪かった前週の1600万より5ハロン通過が2秒2も遅いスロー競馬をいつものように後方から。仕掛けのタイミングが遅すぎる強引なマクりでは新鮮さが全く感じられない。牡馬GⅠ級を一気に差し切った札幌記念をピークに走るたびに評価を落としているのは、単に乗り方が悪すぎるだけ。ここでも前2走のような工夫も何もない乗り方ならば、コンビ解散が妥当な選択。いずれにしてもこの春が最後の舞台か。