1→7、10、14、9、5、13 (90点)
確たる主役不在で取捨に迷いが出る。コスモロビンは57キロ以上の経験が3走前の天皇賞だけ。休み明けでいきなり再び酷量ハンデならひとまず叩き台がセオリーだろう。フェデラルホールは意外な伸び悩みで一気にトーンダウンしている。休み明けだけとは思えぬ淡泊な競馬続き。前々走は勝ち馬の直後から絶好の手ごたえで追い負け。前走は瞬発力の限界を示すというスローの弱さ露呈に嫌気。エキストラエンドは人気先行で妙味がない。直線外がまったく伸びなかった馬場で内目を立ち回って重賞5着の前々走は着順、着差ほど価値がなく、残り50で失速した前走が本来の姿。狙いはタイタン。残り4ハロンから11秒台に突入した前走こそがスタミナと瞬発力を同時に求められた際の強さ。結局最後12秒3でハナ切った馬に逃げ切られたが、4角ブン回しの荒っぽい乗り方で最速上がりから同タイム2着に中身の濃さが伝わる。手ごろなハンデと再び超スロー確定メンバーで勝機が浮かぶ。ホッコーブレーヴは直線の坂でモタつき気味になったものの、休み明けでいきなりクラスのメドを立てる前走に驚き。時計勝負に課題のあったヴァーゲンザイルが久しぶりの最速上がりと一気の時計短縮となった前走でひと皮向けた可能性。中山、阪神より走る東京で真価を問えるマイネルマークも展開ひとつ。 |