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東京裏読み
関東
3R
6R9R10R11R12R
関西
2R5R6R9R10R11R12R

東京11R3連単フォーメーション8、9→8、9、6→

8、9、6、10、11、7 (16点)

まともなローテーションならば、マジェスティハーツは間違いなくクラシックロードに乗っていた。どこかちぐはぐな競馬になったデビュー戦でも残り1ハロンから追い出して着差以上の勝ちっぷり。前々走は太めにもかかわらず、上がりレースラップがすべて11秒台の瞬発力にひるむことなく、メンバーNo2の上がり時計で駆けている。悔やまれるのは前走だろう。直線外に出そうとすると前が壁、再び内を突いて伸びかけたところ、ゴール前で再び前が壁になるというコース取りの悪さが致命傷。ひと叩きでゆったり折り合えるイメージどおりの東京コースならこれまで以上のパフォーマンスが期待できる。

ミエノワンダーは大型馬らしい上昇度以上に魅力がある。負けても0秒3差で5、1、3、1着。デビュー戦でも2~4着馬よりも確実にいい脚を使って、前々走はひとまず経験の差で極限の時計勝負に戸惑いながら0秒2差なら、完璧に近い戦績であることは言うまでもない。ほぼ直線だけの仕掛けで器の違いが明らかになった前走こそが真骨頂。マクり可能な自在性を兼ね備えれば死角らしい死角はない。

ジューヴルエールは前走で負かした相手がデニムアンドルビーだが、クリアしなければならないハードルは高い。残り1ハロンで先頭に立ったと同時に末脚の勢いが止まって、内から2着馬に並ばれて再び闘志に火がついたようなレースぶり。この少頭数で早抜けのできない気性的な問題を抱えれば、頭というイメージは薄らいでいく。期待馬を中1週で使った反動も心配。

同日の古馬500万より0秒8も時計が上回ったメイショウブシンは平坦コース2勝で割り引き。強行軍で何とかダービーへという意気込みのインパラトールだが、どちらかといえば二千より千八向きのマイラー体型が気がかり。いずれにしても瞬発力不足の馬には太刀打ちできない超スローの上がり競馬が待っている。