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阪神裏読み
関東
3R
6R9R10R11R
関西
2R3R4R6R
10R11R
WIN5

阪神11R3連単2軸マルチ6、11→7、9、5、4、12 (30点)

6、7→9、5、4 (18点)

3連複フォーメーション11-6、7、9-

6、7、9、5、4、12、8、14 (18点)

ヴィクトリアMでも同日1000万にわずかに上回る程度の時計。低調なGⅢでは1600万勝ち負けで十分に太刀打ちできるということ。コスモネモシンにとって条件は悪くない。テッポー(0321)で間隔を十分に開けるほど充実するタイプ。二千(0024)で2度の掲示板外しは秋華賞の1分59秒4と前走の0秒8差の1分58秒4。札幌記念0秒3差の4着など、数字以上に距離適性の高いことがうかがえる。前々走は積極策がまったく走らないタイプだと知らない鞍上とのギャップ。前走は上がりレースラップに10秒台が2つも含まれるという前日の未勝利並みの超スローで、脚質的にも納得の着差だろう。たった1度の上がり33秒台から実に2年ぶりの34秒切り。32秒台突入はデビュー以来初ならば、まともな鞍上に乗り替わってもうひと花が確実。

秋華賞0秒8差でハンデ54キロは恵まれた条件になるアロマティコの重賞勝ちはもう間近か。前走はキャリアの浅い距離で経験の差がモロに出たという0秒5差。同日1000万より遅い5ハロン通過では、脚質的にどうにも太刀打ちできない流れだったことは言うまでもない。それでも前走で2戦連続、ここ6戦で4度の最速上がりに自身ピークの状態が示されている。ジェンティルドンナに0秒2差を素直に評価できる絶好調馬。二千はすべて4着以上の(1021)、阪神はすべて5着以上の(1012)を額面どおりに受け取りたい。

二千の持ち時計はメンバー最速、ハンデ51キロの軽量魅力でもハワイアンウインドは頼りない鞍上なら妙味がない。1600万で勝ち負けレベルの結果を残して前走で自己ベストに迫る数字は、牝馬重賞上位確定の実績。それでも右ムチを使いすぎて直線入口、ヨレさせたことが致命傷なる前走の失態こそが重賞未勝利の鞍上の甘さそのもので、乗り替わりまで狙いを我慢するのがベターな選択。

ピクシープリンセスの前走は瞬発力勝負の限界か、能力の限界か。差しが決まって完璧な勝ちパターンに持ち込んたが、残り100になってまさかの失速。差し返された同タイム2着は数字以上にショックが大きい。いずれにしても実績を残している距離に加えて手ごろなハンデで取りこぼせば、はっきりと下降ムードの裏付けになる懸念。正念場を迎えた。

マルセリーナの二千挑戦は経験レベルになりそう。オークスはマイラーでもなぜかこのレースだけ克服できる特異なレースで、単純にスタミナ兼備と評価することができない。成績どおりの生粋マイラーは言うまでもなく、徹底待機の脚質からも強調点に乏しくなる。東京千八、長い直線にもかかわず33秒前後の脚を使っても届かぬレース下手。土曜日のラチ沿い、前々有利の馬場状態を打ち破るには上がり32秒前後の脚を使わなければ届かないならば計算が成り立たない。

エーシンメンフィスはスタートを決めらないのか、決まらないのか。3走前の幻影を再び決めようとするならば怖さはない。本質ハナを切って完全燃焼の逃げ馬。控える競馬に徹する時間が長くなれば、スランプから抜け出すにも時間がかかるだろう。スタートの良し悪しがそのまま結果に直結する。マイネオーチャードは相手なりのタイプ。最速上がり連発の切れ者が、ここ4戦でジリっぽいイメージが強まれば、年齢的な衰えが始まったということ。いずれにしても二千(4304)、阪神(0200)の好条件で走らなければ、もう重賞で出番はない。