3⇒6⇒5、8
超スローが確定した少頭数。良馬場で33秒前後の上がり時計が求められる極限の瞬発力勝負。世代トップレベルの差し馬が揃えば仕掛けのタイミングの差だけか。兄ドリームジャーニー、オルフェーヴルの幻影を追いかけている鞍上でアッシュゴールドは最後方が定位置。33秒半ばを打ち破れない現状ではいち早く脱落する。脚質や鞍上から意外性のあるグリュイエールはレコードホルダーだが、当時の馬場状態を考慮すれば当然の数字だった。いずれにしても前走で引っ掛かって不完全燃焼ならば、ハナを切って力試し。ポルトドートウィユは鞍上の性格上、ルージュバックを意識した後方待機。デビュー3戦のもうワンパンチ不足のイメージが強すぎて前走の33秒台の瞬発力がどうにも信頼できない。本来ならば大器晩成のレガッタがデビュー戦快勝なら底知れぬ魅力。母譲りの勝負強さを信頼してルージュの相手筆頭。 |