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京都裏読み
関東

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関西
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京都11R

3連単フォーメーション7、9、10⇒7、9、10、5⇒

7、9、10、5、4、2、1 (45点)

フィエロはある意味正念場を迎える。ここで勝てなれば常に相手なりまでの善戦マンというレッテルが張られるだろう。3連勝で挑んだ5走前のマイラーズC2着は初重賞挑戦。それまで千六の持ち時計は1分32秒8、オープン2戦目でいきなりレコード決着ならば納得できる。続くGⅠで3着に0秒3差までが経験レベルとして割り切れる内容だったが、スワンSは最低でも賞金加算の命題を裏切る3着。成熟する前の海外遠征もプラスに働かないとなると人気で妙味はない。本来はGⅡで貫禄勝ち可能な底力と勢いのあった上がり馬は、ここで今年の活躍を占う。

フルーキーも同じようなタイプだ。初重賞挑戦の菊花賞6着は距離が合わなかったと割り切れるが、古馬初の重賞となった3走前のチャレンジCはゼウスウルトを競り落とせず、まったく同じ上がり時計で2着同着。前々走はショックも大きかった。末脚自慢の切れ者が完全なる鋭さ負け。33秒台とはいえ、メンバーNo7の上がり時計がはっきりとオープンの壁を示している。勝たなければならない相手だった前走の3着もある意味納得。千六(312200)ほど凄みを感じない上がり馬で、時計ひとつほど短縮しなければならない平凡な持ち時計ではポカがあっても驚かない。

乗り替わりで人気が落ちればエキストラエンドは妙味ある。前走が予想以上の走り。中山(000111)、東京(310005)、新潟(000002)からうかがえる長距離遠征の弱さ。それでも3着馬と直線最初から最後までの追い比べで遜色ない脚色ならば、価値ある4着ということ。前走から1キロ減の斤量に加えて、何より京都(212120)の絶対的に自信あるコース替わり。前走で瞬発力に陰りがないことが証明されれば、自信の徹底待機。

ロサギガンティアはまさに"井の中の蛙"。前走は距離というより、未知なる関西遠征で弱さを露呈しただけだろう。東京だけに偏った良績で良くて中山、新潟まで。関西遠征になると極端にガタ落ちになる厩舎特有の戦績がモロに出た格好だ。見た目には別馬のような気配落ちで2度目の関西遠征にプラスがない。

道悪巧者のテイエムタイホーは良馬場で真価が問われる。阪神(401013)から勝ち鞍のない京都(041104)。持ち時計を大幅に短縮しないと太刀打ちできない相手となればひとまず経験レベルか。ヒストリカルも同じ悩み。時計勝負に確かな裏付けがなく、阪神(303024)から京都(110201)でマイナス査定になるコース替わり。千六(003002)と叩き3戦目(000011)が決定的となってあくまでワイドラインの評価。

サンライズメジャーはよりによってミス連発のコンビを再結成させた。前々走は引っ掛かって終い失速したへぐり以前にも前歴がある。京都(420011)で馬券を外したのが2度だが、重賞初挑戦だった1戦は度外視できるが、もう1戦が同じコンビだったこと。過去7度跨ってわずか1度だけがうまく乗ったレースならば強調点どころか、マイナス面だけが浮き彫りなってくる。ロスなく立ち回って瞬発力が活きてくる一瞬の脚。ブン回した時点で単から遠のく。

デビュー3戦目の8着以外はすべて牝馬限定戦。ディアデラマドレが粒揃いの牡馬相手に太刀打ちできるとは到底思えない。牝馬重賞レベルは良くて1600万程度。休み明け(110002)で何といっても千六が初。上がり32秒台の経験がないままの挑戦では直線入口でもがき始めるか。