7、3、1⇒7、3、1、8⇒
7、3、1、8、14、2、10、4 (54点)
もうひと花が確定したニンジャが恵まれたハンデで色気が出てくる。前走は前々有利の流れを最速上がりで0秒2差に価値を見出せる。10キロ減は馬体をスカッとさせて切れ味にも磨き。何より実績微妙だった休み明け(011004)で予想以上の走りで大駆けタイプというイメージが薄らいでいる。不発のない上がり33秒前後の瞬発力なら内コースでも期待。
展開の利を重視すれば、ニザエモンはスタート、同型次第。まだ芝のキャリア6戦だけという底知れぬ7歳馬。初オープン相手が3走前の重賞で3着に1秒1差ならば納得できるしんがり負けだろう。前々走は2着アンバルブライベンと同じ上がり時計で0秒3差。斤量がわずか1キロ減の56キロだったことを考慮すれば、ハンデ54キロで自分の形に持ち込めれば大駆けがあっても驚かない。
ウイングザムーンは大きく崩れない京都(311131)だが、キャリアの少ない千二ではどうしても絶対的な信頼を置けない。さらに32秒台連発した昨年春当時の勢いを求めるのは難しい休み明け。テンションの高さとスタートミスが直結しやすいタイプだけに、まずは気配優先。
ハナにこだわってルチャドルアスール。本質ダート馬で底力とスピードを求められると厳しいが、メンバー自体が低レベル。千二(110202)で掲示板を外した2戦の着差は0秒4、0秒6なら、素直に絶好枠を引いた逃げ馬に怖さ。
ヘニーハウンドは4走前に衝撃的な走りだったが、完全なるフロック駆けか。ハイペースを内々で我慢して流れのはまった千二1分6秒台は額面どおりに受け取れない。重賞でもオープン特別でも入着ラインに壁ができたスギノエンデバーは正念場続き。マコトナワラタナは切れ味にはっきり陰りがみえる。最速上がり連発の末脚自慢が前走のように展開の利からの粘り込みが精一杯。年齢的な衰えを隠しきれなくなった
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