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東京裏読み
関東
1R2R
3R7R8R9R10R11R
関西
1R2R
3R7R8R9R10R11R12R
JRAホームページ

東京11R裏読み

3連単1軸マルチ2⇒6、10、12、1、11、16、17、13 (168点)

ここでは外国馬を詳しく探りたい。日本馬が人気の年は外国馬、外国馬が人気の年は日本馬が好走する方程式は平成初期に終わってしまった。馬券を買う側からすれば、まったく求めてない超高速馬場。上がり33秒台が当たり前のようになっている"コンクリート馬場"を外国馬が嫌うのも当然と言えば当然だろう。にんじん(賞金)をちらつかせて香港からお客を奪おうとしても、結局馬場を嫌って見向きもされないことをわからないJRAの愚かさだけが毎年恒例となっている。史上最低レベルの外国馬となったここ2年よりまともな馬が揃ったが、それでもビッグネーム不在。日本人が馬主になってないと来日しない傾向は今年も変わりなかった。
百歩譲って外国馬の好走条件は芝適性の前に追い切り。いくら本国である程度追い切っても、日本で追い切らないと結果を残せないことは歴史が証明している。軽めに終始したナイトフラワーイトウは論外。好走するならばトリップトゥパリスイラプトだけ。基本、凱旋門賞好走馬は歴史が物語っている好走が望めない臨戦過程ならば、狙いは英国馬のトリップ

第1回から英国馬の3着以内を調べると

第4回2着ベッドタイム
第6回1着ジュピターアイランド、2着アレミード
第10回3着カコイーシーズ
第16回1着シングスピール、3着ストラテジックチョイス
第17回1着ピルサドスキー
第19回3着ハイライズ
第25回1着アルカセット
第26回3着ウィジャボード

ここ10年で外国馬の掲示板は5回だけ。そのうち4回が英国馬に怖さがある。同じ英国馬アルカセット以来の好走が期待できる材料も揃っている。アルカセットとの比較をするとアルカはジャパンC前まで二千四の持ち時計は2分28秒9。GⅠ戦績は4戦1勝。トリップは二千四の持ち時計は2分27秒8。GⅠ戦績は3戦1勝でほぼ互角。
追い切りだろうが本馬場であろうが、馬場差を無視して単純に時計比較するのは、素人向けで御法度ではあるが、未知なる外国の競馬場事情が分からないだけに、一応の評価にはつながるだろう。
実績が別格のウィジャボードよりも、同じような戦績である3年前のジャパンC出走の英国馬ジャッカルベリーとの比較ではどうか。ジャッカルのジャパンCは3着馬に1秒差の2分24秒5だったが、ジャパンC前の二千四の持ち時計は2分28秒1。GⅠ戦績12戦1勝という底がみえていても、3着馬に1秒差が英国馬の日本馬場適性の高さそのもの。