14、15⇒6、9、10、18、7 (30点)
14、6⇒9、10、18、7 (24点) 14、9⇒10、18、7 (18点)
14、15-14、15、6、9-
6、9、10、18、7、1 (24点)
14⇔15、6、9、10、18、7 15⇒6、9、10
モルトアレグロに凄みは感じない。3勝という戦績だけの人気というイメージが強い。2勝目は極悪馬場で千四の勝ち時計が1分29秒台、3勝目はごく普通に古馬500万レベル。時計的に何の強調点も見出せない数字が揃っている。前走も残り100に先頭に立つまでとにかく時間がかかった。ラップ的に上がり34秒前半が及第点の中で、終わってみれば最速上がりより0秒5も遅い34秒7。豪快な決め手より位置取りの良さで勝ち鞍を拾ってきたのがこの馬の特徴だろう。千四以上を3戦して5ハロン通過59秒台以下の経験なし。速い流れとなるここで真価を問うべき。両極端な結果を覚悟。
アンコールブリュも字面だけの人気か。前2走はいずれも5ハロン通過が60秒より遅いという極端な瞬発力勝負。前走のラスト2ハロンの上がりレースラップ11秒2-11秒2を驚くのか、納得なのか。どちらにしても頼りないコンビ続投は二重三重のハンデ。
アンヴァルにとってわずか1ハロン延長が命取りになる可能性が高い。母アルーリングボイスが千四まで通用したのは2歳だけ。母母アルーリングアクトは千二までのスプリンター。デビューから2戦の2勝で燃え尽きた超早熟型だった。父カナロアからも千四未経験に嫌気。
昨年夏にクラシック出走確実だったアマルフィコーストがまさかの躓き。早期デビューで賞金加算の計算が早々に崩れてここで出走権を取り逃せば桜花賞出走も危ぶまれる瀬戸際に立たされている。激走の反動と休養の繰り返しでこれだけ順調さを欠けば額面どおりに数字を受け取りづらいのが本音。3年前から勝ち鞍激減の鞍上も化けの皮がはがれて意外性も見込めなくなった。ここも必要以上の待機策で鞍上特有の負けパターンにはまりそう。
これがドリームジャーニー、オルフェーヴルの全妹という底力なのか。デルニエオールの前走はスタートミスと道中引っ掛かる折り合い難で勝ち上がったことが驚きだったが、それでも馬体成長の課題を抱える小柄な牝馬。多頭数を馬群で捌けるほど精神面が鍛えられているかは疑問が残る。絶好枠は逆に試練。
人気的にも妙味十分のアルモニカは理想的な枠順で思い切った騎乗が期待できる。とにかくデビュー戦が強烈なインパクト。前々走は関西素人の鞍上配置が裏目。スタートミスから出しに行って引っ掛かるというはっきりした敗因があった。前走は5ハロン通過57秒7を前々で経験したことが大きな財産になって、まともに立ち回った際は2戦2勝。上位人気馬とまったく遜色ない。理想的なローテーションで1戦必殺。
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