11⇒9、8、7、5⇒9、8、7、5、14 (16点)
9、8、7⇒11⇒9、8、7、5、14 (12点)
11-9、8-9、8、7、5、14 (7点)
11⇔9、8、7、5、14
同じ鞍上にこだわるばかり勝てるレースや上位可能なレースを取りこぼし続けているダイワキャグニーはまったく信頼できなくなった。鞍上はまともに立ち回ることが珍しくなるほど、晩年の騎手の特徴である途中でレースを捨てることやあきらめ早を連発している事実。前々走は早々とあきらめて、前走は折り合わせる腕力も衰えたことを示すような掛かり具合で自滅のレースだった。重賞でリスグラシューの0秒2差なら、本来オープン特別で圧勝しなければならない力関係だが、馬に相当な能力差がないと太刀打ちできなくなった鞍上の現状。すでに同じコンビでは限界がはっきり示されている。あくまで恵まれた際に浮上程度。乗り替わりまで待つのがセオリーだ。
直線でうまく捌けなかった前走は度外視できるが、タワーオブロンドンは体型的にスプリント色の強いイメージが根強く残っている。大型馬の休み明けで初の古馬相手がオープンとなると、さすがに楽な相手で勝ち上がったアーリントンCだけの千六重賞勝ちでは強気になれない。不発に終わったわけではなく、前が止まらなかった極限の時計勝負では策のなかったハクサンルドルフが巻き返す。前走はメンバーNo2の上がり時計で自身の持ち時計更新が上々の試運転だったという証。本来叩き3戦目(120100)が理想だが、叩き2戦目(101002)でもこの程度の相手では格の違う瞬発力であることを証明できる。
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