1、8⇒1、8、6、2⇒1、8、6、2 (12点)
1、8、6、2 1、8、6、2
クラージュゲリエは前々走で子供っぽさ全開だっただけに前走で軽視したが、最悪な行きっぷりで唯一の上がり36秒台の最速上がりから0秒1差まで迫ったことは評価できる。勝ち馬は東スポ杯勝ちのニシノデイジーとしても、2着ナイママ、4着エメラルファイト、5着アフランシールらが次走で結果を残せてないメンバーレベルの低さをどう差し引きするか。重賞経験からの上積みだけが頼り。
ワールドプレミアは1番人気になるほど成熟してない。むしろ平凡な時計と上がり、内容でこれほど人気になったことに違和感がある。前走はまったく外から被されない安全策でモマれた際は未知数。この程度の流れでいくらか追っ付け気味になる平凡な行きっぷり。4角から早々に追い出した時は負けることも頭がよぎったほどだった。極めつけは先頭に立った際に追えなくなるほどソラを使って内に大きくヨレたこと。中団後方で立ち回ったディープ産駒が最速上がりでなかったことも割り引く要因になった。最後迫った2着馬が次走も勝ち切れなかったことで、同日の未勝利と同タイムの時計では物足りない。距離延長は血統的にプラスがなく、あくまで自信の挑戦ということでなく、手探りで他馬の取りこぼし期待の挑戦。
ミッキーブラックもクラージュ同様に経験だけが頼り。前走は褒められる時計でも上がりでもないが、大マクりの奇襲策から後続を完封できたことに価値があるだろう。前走は二千となって歴史の浅いレースだけに過去と比べるのは難しいが、前日稍重でパンパンの良馬場でなかったことを考慮すれば時計そのものは水準以上。少なくても少頭数のスロー競馬を経験済みで自在に立ち回れることは大きな武器になる。
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