13、5、12、4、11 13、5、12、4、11
昨年の大波乱は配当よりも傾向を打破した結果に驚いた。過去30年で馬券圏内ゼロだった1勝馬の激走。2番人気とはいえ、エタリオウは長年の傾向を打ち破った。もうひとつは何といっても菊花賞へのローテを根本から覆したフィエールマンだろう。
約2カ月以上の休み明けローテは過去30年でわずか4頭しかいかなったが、5頭目の誕生。さらに史上初になるキャリア4戦目の菊花賞制覇が一番のインパクトだった。ダービーのフサイチコンコルド並みの衝撃で今後何十年も生まれない特異な例だったとして割り切るしかない。
最近は瞬発力の要素が強まって傾向の"変化"の時期に入っているが、それでも今までの傾向を重要視したい。
キャリア5戦以内で馬券が絡んだのは90頭中6頭だけでフィエールマン以外はすべてキャリア4戦だった。その中でもさらに重賞か、古馬3勝クラスを経験済みでデビューから連勝してきたか、前走が長距離戦か、という条件になっている。
キャリア4戦のザダル、5戦のカウディーリョ、ホウオウサーベルは前走が中距離で脱落。常識的にはキャリア6戦以上はほしいだけにワールドプレミア、ヒシゲッコウも傾向的には不安しかない。
神戸新聞杯出走組で菊花賞1~3着を独占したのは11年前。2008年以前はかなり頻繁に神戸新聞杯組独占で決まっていたローテだけにここは神戸新聞杯からステップの馬に注目。
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